超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

スターバックスがコーヒーの量を減らしていた

2012年12月20日 17時01分17秒 | 写真
 スターバックスが国内で販売しているドリップコーヒーの量を今月から減らしていたことが分かった。同社では容器いっぱいに注ぐとこぼれやすく、またミルクを入れるスペースがないなどとの指摘に応えたものだと説明しているが、一部の客からは不満の声が出ている。

 スターバックスコーヒージャパンの足立紀生広報担当によれば、5日から従業員向けのガイドラインを改定し、ショートサイズのコーヒー(300円)の場合、これまで容器の最上位から6ミリの高さまで注いでいたのを15ミリにまで減らすよう通達したという。本件については特に発表しておらず、顧客への告知も計画していないという。

 東京・赤坂見附の店舗で18日、ドリップコーヒーを購入した空調会社経営の川口修さん(50)は、「スタバの味が好きだ。でも少し高いと思う。同じ値段ならコーヒーの量は多い方がありがたい」と述べ、今回の減量に不快感を示した。



 スターバックスは2006年、08年、11年にコーヒー豆の高騰などから一部の商品で値上げをしてきた。日本での売上高は13年3月期の上半期で577億円と過去最高を記録、純利益も32億円と最高益を計上した。株価も、年初来約19%上昇している。日本国内には965の店舗がある。今回のコーヒーの量の改定は日本のみだという。

実際に計測してみると

 スターバックスの足立氏は「お客様から量が多いとこぼす、火傷するなどとの指摘があった」とし、そのため温度の高いお湯を使うドリップコーヒー、ティー、カフェアメリカーノの量を「若干減らした」ことを明らかにした。また、量の減少は「経費節減」のためではないと説明している。

 実際にショートサイズのドリップコーヒーの量を測定してみたところ、 15ミリの基準をさらに下回るケースが顕著だった。東京・丸の内にある店舗で18日午前10時に購入したコーヒーを計測すると、注がれたのは容器最上位から20ミリのところまでで、これまでの重量感はなくなっていた。

 東京在住の会社員、佐野修平さん(32)はこうした動きを歓迎している。都内の店舗でドリップコーヒーをテイクアウトした佐野さんは減量について、「気が付かなかった。確かにこれまでいっぱい入っていたのは気になっていた。なみなみ注がれると飲みづらい。特に最初の一口には気を使う」と語った。

 スターバックスの本社がある米国ではショートサイズはメニューになくトールサイズからの販売となる。日本でドリップコーヒーのショートに当たるサイズはいわゆる裏メニューで、シアトルでは1.70ドル(約140円)で日本の半額以下だ。

 会社員の坂上夕美子さん(36)にとってコーヒーは、家でも外出先でも欠かせない存在だ。今回の減量について、「同じ金額だったら同じ量に戻して欲しい」という。また、スターバックスは客に告知するべきだと不満を漏らした。

 スターバックスの足立氏は、「不満があがっているのであれば今後対処していく」としている。またリクエストに応じて量を多くすることも可能だという。「ショートドリップ、大盛で!」--。今後は国内のいろいろな店舗のカウンターで、こんな客からの注文も耳にするかもしれない。

ぶるーむばーぐ

どーでもいいニュースなんですが

値段設定がぼったくり過ぎだと思います