カヌマの作品から(神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクール)
<歌と演奏>の<演奏>
タイトルも歌詞もない曲を聴いた時、聴き手は何を感じるでしょう?
作曲家の思いが全ての聴き手に同じように伝わるでしょうか?
演奏者はただ音符だけでそれ(思い)を表現出来るでしょうか?
作家の思いを踏まえた上で(調べるなどして)自分なりに感じたまま表現を!!
過去の記事です。
【相模原市民交響楽団のチェロ奏者】カテゴリー豆記事
以前(2年前)相模原市民交響楽団のチェロ奏者から「ご相談があります」という電話がありカヌマの教室にきていただきました。
ものすごく分厚い楽譜持参で「実は次回の定例コンサートでチェロのソロパートがあるのですが」といいドレミでソロパート部分をものすごい速さでそのメロディを聴かせてくれました。
「みんなと一緒に弾くところは楽譜通りでいいのですがソロパートをどう表現すればいいのか」自分のチェロの先生は「自分らしくお弾きなさい」というのですが・・・
〈カヌマ〉
もうソロパート部分を暗譜しているのでしょ。
でも弾くとき頭の中ではドレミで歌っているのではないですか?
それではやっぱりただ楽譜通りに弾くことしか出来ないと思いますよ。
そうではなくそのメロディに合った“歌詞”を考えて その歌詞を頭の中で歌いながら、もしくは口ずさみながら弾いてごらんなさい。
言葉には情景、例えば「港」と思えば誰だって港の景色を思い浮かべるでしょ。もちろん音符はものすごく大事ですが言葉は“明確に”メロディを表現すると思いますよ。
わかりました、と彼は目を輝かせて帰っていきました。
あくまでも一つの考え方です。
ご訪問ありがとうございます。
また来てくださいね。
※実はこの曲にはタイトルがあるんです。
「愛のかけら」piece of love
タイトルを見てからもう一度聴くと感じ方が・・・
同感です!私もドレミで歌いながら弾いていませんからね♫(初見でも)