駒込の六義園のライトアップを見に行きました。
都会とは思えない、繁った木々の闇にほのかな灯り。
暗闇はやっぱり美しいと思いました。
池に映った対岸の灯りがこれまた幻想的。
なんだか、向こう側に別の世界があるみたい。
全然違うけど、「平家物語」安徳帝入水場面の「水の底にも都はさぶらうぞ」の言葉を
思い出しました…。
縁起でもないか…。
もしくは、平等院鳳凰堂。
池の向こう側の鳳凰堂は、浄土の世界…みたいな。
水香江をイメージした、青い照明。
現在は水はありませんが、そういうのを再現しているそうです。
奥行きが感じられて、とっても綺麗でした。
染井門近くの紅葉がライトアップされていました。
夜でも灯りに映し出された紅葉はちゃんと赤く見えて、秋だなぁ、と思ったり。
今年の秋は京都に行こうか迷った末に、結局行かなかったけど、こうして
都内で歴史ある庭園(六義園は、柳沢吉保が築園、のちに岩崎彌太郎の別邸)で
秋を満喫できたのが嬉しいです。
それにしても夜間ライトアップは素敵な催しです。