うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

桜鍋。

2012-01-31 23:19:19 | つれづれ


桜鍋の「みの家」さんに連れて行ってもらいました。

自分たちでは敷居が高すぎる、老舗のお店。

さすがに緊張して店内やお料理の写真が撮れなかったのが悔やまれるくらいの素敵な
お座敷でした。

まず、靴を脱いで上がると大広間。

そこに縦に2列、テーブルが並べてあって、そこが客席です。

面白いことには、両側の壁が障子の引き戸になっていて、それぞれ狭い廊下が作られていることです。
室内の縁側みたいな感じ。

なんでも、食事中に壁側のお客さんがお手洗いに立つとき、他の方に気遣いされないよう、
すっと敷居をまたいで廊下に出られるような造りにしたということです。

正面には、小さな坪庭があって、池には鯉、小さな滝、馬頭観音、苔むした植え込みにはサザンカ。
奥行きを感じる造りです。

さらに奥には特別室や、2階にもお座敷があるそうで、建物だけでも見る価値ありです。

馬刺し、桜鍋、出し巻き卵、ごはんとみそ汁をたっぷりいただきました。

桜肉は、子供の頃に馬刺しを食べたことがあるくらいでしたが、赤みで脂身がほとんどなくて、やわらかくて
美味しかったです。

写真はパンフレットと箸袋でガマン!
コメント
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