うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

高田の夜桜。

2013-04-16 09:25:34 | つれづれ


こんどは越後。

日本三大夜桜のひとつ、上越高田公園の桜を地元の友人たちと見てきました。

今年で高田開府400年だそうです。

近くには上杉謙信の春日山城もあるけど、私は高田公園近くの高田高校出身なので、
やっぱり小さいとはいえ、高田城の方に親近感が。

今年は咲いてからが冷え込んだので、桜が長持ちして、まだちょろっと散り始めたくらいでまだまだ見ごろでした。

周辺の町並みは変わったけど、公園は昔よりも(花見だからですが)にぎわっていて、
友人たちと最近の話題でさしつさされつしてプチ同窓会をしました。

いよいよこれが今年最期の桜の記事になるでしょう…。

今年の桜は長く楽しみました。
桜を追って北上できた今年の春…。

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地方にも…。

2013-04-16 09:04:37 | 旅行・参拝


信州に行った際に、予期せず路傍で見つけた国宝…。

青木村の大法寺三重塔。

失礼ですがこんなド田舎、山の中にいきなり国宝とは、看板を疑ってしまう気持ちも。

しかもこの大法寺観音堂には、重要文化財の厨子や須弥檀、その中の十一面観音像、
普賢菩薩立像までいらっしゃるとは。

この二仏、藤原時代の中ごろ作、とパンフレットにありましたが、
藤原時代って平安時代かしら。
普賢菩薩は私の干支の護り仏。白い象に乗っている姿が一般的ですが、
立っている姿は珍しいかも。
仏様たちは予約制での拝観だったので、パンフレットの写真にてご対面しました。

ちなみに塔。



鎌倉時代後半の造営だそうです。
初重が大きいのが特徴で、このような建築は珍しく、だからこそバランスが良いそうな。

確かに存在感ありました。

また裏が斜面になているので、ぐるりをめぐるだけでなく、斜面の上からも
眺められるのがいいです。
こういう感じであるのは、ちょっと室生寺の塔にも近いかな。
あちらのほうがもっと鬱蒼としていまして、こちらは開けている分、
のどかな春の空気とあいまってのんびりと良い感じでした。

地方でも、結構信仰ってあったんですね。
でも中央から大工さんを呼んでの建設だったそうで、それだけのことをした財力の
出所はどこだったのかも興味あるところ。

信州って、善光寺とか諏訪大社とか、山の中にしては、神・仏を問わず信仰の
盛んな地域だった模様。



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