うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

上野の森美術館。

2013-11-13 23:20:37 | 鑑賞


国立博物館の後、そのまま上野の森美術館へ行き、「種田陽平による三谷幸喜映画の世界展」を観てきました。

三谷作品はどれも大好きで(清洲会議はまだ観てませんが…)映画館、その後はDVDやテレビで何度も繰り返し見ているほど(^_^;)

特に「ザ・マジックアワー」のホテルや街はかわいくってノスタルジックな感じで大好きでした(*^^*)



だからこのセットにキュン♪

「THE 有頂天ホテル」もありますよ!



この当時勤めていた会社がクリスマスから年始にかけて超忙しかったので、時期的にこの映画は思い出深くて…(^_^;)

「ステキな金縛り」は法廷のセット。



「リーガルハイ」ごっこもできますね!



「清洲会議」からは清洲城。

最後の展示室では、三谷監督が「清洲会議」のセットを案内する映像が流されているのですが、各武将の部屋や庭、茶室、広間など、平屋の巨大な屋敷をセットとして造り出していることに改めて驚きました。

つい、先程見てきた「国立博物館」の展示と比較して、リアルと虚構の世界に改めて感心させられたり…(*´-`)

三谷作品の他にも種田さんが、手掛けた作品のパネル展示もあって、「あっ、これ種田さんだったんだ~」など映画好きな方なら楽しめます。

世界を造り出すことの創造性に驚かされした。
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東京国立博物館。

2013-11-13 22:48:13 | 鑑賞


今日は三鷹の病院にいった後、上野に出て国立博物館平成館で公開中の「特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美」を観てきました。



相変わらず平日なのにかなりの人です!

洛中洛外図屏風は、上杉本が有名ですが、7件もあるとは知らず、しかも今回はそのすべてか展示されているという大盤振る舞い( ´△`)

しかし、やはり屏風にびっしりと描かれた京都の風俗画は細かくて…

町の人々の表情や動作をよく見たくても人々の壁。目も悪い私にはなかなかの苦労で、早い段階で図録を買うことを決意しました(^_^;)

あとから細部はゆっくり鑑賞しましょうと(笑)

洛中洛外図の後もなかなか見ごたえが。

4K画像での龍安寺石庭の四季はすばらしく綺麗な映像で誰もがみとれていました。

中でも二条城からの障壁画84面は圧巻でした。

バラして運んでまた組み立てて…本当にありがたいことです。

黒書院の桜もすごいですけど、二の丸御殿大広間の狩野探幽「松鷹図」は見上げる程の巨大さで、将軍家の圧力に屈服させられる気がしました。

たぶん、こういうのって実際二条城で見るのと、障壁画だけ抜き取って展示されるのでは感じ方も違ってくるんでしょうね。

売店も混んでいましたが、図録だけの販売コーナーで待たずにゲット。

でも図録はずしりと重かったです(*´-`)



それにしても今日は天気がよく、上野公園も青空と色づいた木々がきれいでした。

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