
百田尚樹さんの「永遠のゼロ」。
12月には映画も公開されますし、話題の本ですね。
K君が入院中に読み、その後私が読みました。
K君の実家が百田尚樹さんにハマり、偶然K君のおじいちゃんもいつのまにか百田尚樹さんを読んでいた…という、まさに今話題の作家さんだと再認識!
8月と12月は戦争映画の時期…となんとなく思っていて、数年前は「山本五十六」も見ましたが、やっぱり戦争ものは切ないです。
ゼロも特攻隊の話だから切ない(T-T)
でも百田さんのはいつもとっておきのラストがあるから、作品によってはさらに切なくなったり、幸せになったりしますね!
といいつつ、まだ百田さん歴浅いですが(^_^;)

次は数ヶ月前に書店の文庫新刊コーナーで目を引いた、皆川博子さんの「開かせていただき光栄です」。
早川書店といったらミステリー!
久々に読みごたえのあるものを読みたいなぁと思っていたので丁度良かったです。
皆川博子さんの本は「死の泉」以来、久々かもしれません。
今回は、イギリスの解剖学を学ぶ青年たちが巻き込まれる(引き起こす?)殺人事件。
解剖や死体の描写はちょいとそういうのが、苦手な私にはぞっとしましたが、独特の世界観があって引き込まれます。
最後はやはりとっておきのラストで、なんとなく予想はできましたが切ない。。。
ダニエル先生の助手たちが歌う「解剖ソング」が楽しいです。
この方も少年(青年)たちを書かせたら絶品!