どこの本屋に行っても目立っていた、
日本史の謎は「地形」で解ける
竹村公太郎著
を読んでみました。
日本史、地理、どちらも興味あるので、評判通り面白く読みました。
建築関係のお仕事に長く就かれ、日本の地形を知り尽くしたからこそ気づいた歴史の必然性。
なるほどなぁと思うことしきりでした。
今までとは違った視点で歴史に斬り込んでますね(*´-`)
今を生きていると、東京の湾岸エリアは江戸時代に埋めたてられたとか、水面がかつてはもっと上昇していて、今とは地形が違うとかあまり考えないのですが、歴史上の人物が見ていた景色は今とは違ったんだ…と、当たり前だけどすっかり忘れていたことに改めて驚きます。
だからこそ、歴史上のコレはこうだった、というのがこの本。
先日は皇居散歩もしたので、「半蔵門は本当に裏門だったのか」など、面白く読みました。
それに、帝のいる都の方面に向けて正門を造らないとタテマエ上問題アリなんじゃないかなぁとも思いましたが…。それはどうなんでしょうね(^_^;)
この手の本は大好きなので面白かったです。