うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

鳥獣戯画。

2015-05-20 13:59:57 | 鳥獣戯画


東京国立博物館に「鳥獣戯画展」を観に行ってきました。

混んでいると思ったので、開館時間の20分前に到着しましたが、すでに入館まで40分待ちで、外には長い列が…┐('~`;)┌

ちなみに、開館時間は15分早めて、9時15分に開館したそうです。

ここで入館待ちをするのは阿修羅像を観に来た時以来です。

案内係りの方の情報によると、館内の鳥獣戯画甲巻の展示室は80分待ちとのことだったので、入館したらまずは甲巻見学の列に並びました。
(この日、一番乗りの人は7時から並んでいたそうです)

結局、甲巻にたどり着くまでは、館内で1時間40分並びました(´□`;)

到着から合わせて、2時間以上並んだことになりますね。

このわずか10メートル程、鑑賞時間5分程の鳥獣戯画甲巻のために2時間!

皆さんの関心の高さが分かりますね(^_^;)

昨年11月に京都国立博物館でも入館に80分待ちとあって断念しただけに、今回ようやく見た達成感がありました。

それ以前にも見てますけど、展示の趣旨などもその時によって違うのでやはり足が向いてしまいます。

ちなみに最初に見たのは、京都国立博物館の「大絵巻展」、2回目はサントリー美術館での「鳥獣戯画がやってきた」だったと思います。

今回は、栂尾高山寺、明恵上人にもスポットが当たっているので、関連物や仏教系白描画も見ごたえがありました。

大学の卒論のために、明恵上人の「夢記」を調べたり、高山寺にひとり旅したのを懐かしく思い出しました。思えばあれが私の京都ひとり旅デビューだった…f(^_^;

ちなみに鳥獣戯画甲巻は、鳥獣戯画の中でも一番有名な、うさぎとカエルが相撲をとっていたり、水遊びしていたり、おいかけっこしている場面のある巻です。

何度見ても、表情や、動物の関節のリアルさや、ふわふわした毛の質感がたまらないです。

今更ながら、このブログタイトルも鳥獣戯画好きが高じて付けられたものです(笑)



表の人工池に、鳥獣戯画の水遊びシーンを模したパネルがあって、面白かったですよ(*^^*)

ナイスアイディアですね!
コメント
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