いまだ島田荘司祭り続行中のワタシ(^^)
今回は「アルカトラズ幻想」を読みました。
1939年、ワシントンで起こった猟奇殺人事件から物語が始まり、次の章は、恐竜の実在について、地球の重力の変化について論じる重力論文、そして猟奇殺人の犯人が分かり、犯人が収容された脱獄不可能なアルカトラズの刑務所に舞台は移り…
ここからはなんだか現実なのか幻想なのか判別できぬまま物語が進み、まさか最後、あんな歴史上の重大なことにつながってくるなんて~~。
世界をまたにかける壮大なストーリーになるとは、最初の殺人事件を読んでいるときには想像もしなかったし、あの脈絡のなさそうな各章がこうつながってくるなんて、また島田荘司さんにやられた~。
本当頭いいな、発想が天才ですね。
島田先生のイメージはまさしく御手洗潔だな、私にとって(^^)