うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

花戦さ。

2017-06-08 11:59:47 | 映画


映画「花戦さ」を観てきました。

エンターテインメント…という割には…私には悲しく重く感じました。

⬇以下ネタバレなのでご注意を。
観た方しか分からない感想ですみません(´`:)

野村萬斎演じる池坊専好の性格とふるまいがエンターテインメント性を唯一感じさせますが、若干演技のせいなのか意識しているのか、知的障害があるような印象を受けるので、それもエンターテインメント性といってよいものか(´`:)

活け花を習う町衆もふざけたことを言って、時の太閤をあんなに猿とか馬鹿にしていいものかと思っていたらみんなさらし首にされちゃうし!!(゜Д゜;)

太閤の残虐性がすごいですね。
この映画に関しては太閤と石田三成、まじムカつく~(`´)…てな感じ(笑)

そして対極にある千利休に感情移入すること間違いなしです。

私、この映画では佐藤浩市演じる千利休が一番いい味を出していると思います。

あと、中井貴一演じるの信長様。

専好が活け花を秀吉に献上して、秀吉が怒る場面、最後はやはり信長かぁ!と思い、「御館様すげーわ」と思いましたね(^^;)

最後の蓮の登場には…死んでいてくれてもよかったのだけど…なんて蛇足的な感想を私は持ってしまいましたが、素直に喜びましょう。
コメント
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