うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

石清水八幡宮。

2019-02-20 23:06:16 | 旅行・参拝


平安の創建以来、都の裏鬼門を守っている厄除、開運のご神徳高い神様です。
武運長久の神として清和源氏を始め、武士が崇敬してきました。
…というわけで、源氏の流れを汲む足利尊氏さんもここ男山に陣をしいたりしてましたね。
でも境内には楠木正成公の大楠もあります。

私がいただいた御朱印も先にお参りした観心寺と並んでます(^^)

さてさて、石清水八幡宮は二回目のお参り。

前回はケーブルをつかったので、今回は一の鳥居をくぐり、表参道を登ることにしましたよ。





頓宮殿、ご立派ですね。



↑私が好きな徒然草「仁和寺にある法師」に出てくる高良神社にもお参りしました。

最近、山歩きしてなかったので坂道に息を切らしつつ、国宝の本殿にお参りです。






やっと少し青空見えました。

そして、私がここで好きなのは展望台からの眺め!!



谷崎潤一郎文学碑(蘆刈に男山が出てくる)

3つの川が合流し、京阪鉄道、高速道路、ふつうの道路が
行き交う眺めはまさに交通の要衝。







遠く比叡山の下に京都タワーも見えました。
写真では無理だけど!

ちなみに木はモミジなので、前回来た秋は素晴らしい錦繍でした。
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観心寺 2

2019-02-20 22:41:04 | 旅行・参拝


金堂をぐるりと星塚巡りした後は、その裏手の後村上天皇桧尾陵へお参りです。

後村上天皇は南朝二代目(後醍醐天皇の皇子、母は阿野廉子)で義良親王の時は北畠顕家とともに東北鎮護のため多賀城に向かったりしました。
尊氏との戦いのため、二度にわたり顕家と上洛したり、その後も各地を転戦、無念の崩御を遂げた後醍醐天皇の後をついだも
のの、その後も各地を転々とし、大変だっただろうなと…。





ぜひお参りさせていただきたい!!と、石段を登りますが雨の後の石がツルツルでめちゃくちゃこわかったです。
さすがにここまではあまり訪れる人もいないようでひっそりしていました。

下ったところには楠木正成公の首塚です。



お墓は湊川神社にありましたが、首は故郷に戻れたのだとしたら少し救われる気がしますね。



お参りを終え、バス停に向かう途中の川はすごく水がきれいでした。

いただいた御朱印と、ご祈禱していただいた「北斗の塩」。
参拝したら絶対買おうと思っていました(^^)
沖縄のお塩なので、食用でも、お守りにしても、お清めの塩として盛り塩にしてもよいのです。



それから、最近は地方に参拝するたびに求めているお香。「菊水香」なんて名前を見たら買わないわけにいかないですね。

もう少し足を伸ばせば、赤坂城、千早城もありますが、バスの時間待ちも辛いので今回は観心寺のみ。

京都までどう戻ろう~、そうだ、太平記つながりで、久しぶりに男山八幡にもお参りしよう!…と、京阪鉄道目指していざ大阪方面へ(^^;)

今回は行きは阪急、南海鉄道、JR環状線、京阪と、いろんな電車に乗れて楽しかったです(*^-^*)
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観心寺。

2019-02-20 22:04:53 | 旅行・参拝


前日に引き続き、大楠公ゆかりの地を歩こうと、早起きして河内長野の観心寺まで行って参りました。

観心寺は、飛鳥時代に役行者によって改創。
平安時代に弘法大師空海が如意輪観音を彫刻し、本尊としました。
その後は真言密教の修行寺院に。
楠木正成は8~15歳までここで修行したそうで、のちに後醍醐天皇に命じられて金堂を造営し、現在は国宝になっています。
秘仏の如意輪観音菩薩(国宝)は、毎年4月17、18日に御開帳です。
(以上、パンフレットより)

京都から河内長野まではただ遠かったです。
河内長野駅から観心寺までは南海バスで。
本数は少ないですが、珍しくナイスタイミングでした。



駐車場の大楠公は逆光にてシルエットに(T-T)
境内には梅の花も咲いていてきれいでしたが、あいにくの曇り空で写真映えせずに無念。





参拝客もまばら(バスは金剛山登山?のシニア層でにぎやかでしたが)で、古色蒼然とした心地よい空気。
私が求めていたものがここにある!
…と、ようやくいつものエンジンかかった(笑)





金堂も素晴らしい。
仕事成就の線香をたてて、秘仏如意輪観音にお参り。
(壁越しにね)



観心寺には、弘法大師が如意輪観音の周りに北斗七星をかたどった立体の七星如意輪マンダラ(星塚)があり、一周すると厄除けになるそうな。



金堂の裏山を通ってぐるりと七カ所回るので、ちょっと楽しいです。道は悪いけど…←あまり回る人いないのかな?





七番目は破軍星で、北方謙三さんの「破軍の星」という北畠顕家さんが主人公の小説を思い出しました。
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