うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

夜景。

2011-11-28 17:19:02 | つれづれ


駒込の六義園のライトアップを見に行きました。

都会とは思えない、繁った木々の闇にほのかな灯り。
暗闇はやっぱり美しいと思いました。



池に映った対岸の灯りがこれまた幻想的。
なんだか、向こう側に別の世界があるみたい。

全然違うけど、「平家物語」安徳帝入水場面の「水の底にも都はさぶらうぞ」の言葉を
思い出しました…。

縁起でもないか…。

もしくは、平等院鳳凰堂。
池の向こう側の鳳凰堂は、浄土の世界…みたいな。



水香江をイメージした、青い照明。
現在は水はありませんが、そういうのを再現しているそうです。

奥行きが感じられて、とっても綺麗でした。



染井門近くの紅葉がライトアップされていました。

夜でも灯りに映し出された紅葉はちゃんと赤く見えて、秋だなぁ、と思ったり。

今年の秋は京都に行こうか迷った末に、結局行かなかったけど、こうして
都内で歴史ある庭園(六義園は、柳沢吉保が築園、のちに岩崎彌太郎の別邸)で
秋を満喫できたのが嬉しいです。

それにしても夜間ライトアップは素敵な催しです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« すたば。 | トップ | 年輪。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事