《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

平城京を歩く「遷都1300年祭開催5」

2010年05月04日 | Weblog
第一次大極殿と第二次大極殿がある。朱雀門の真北800メートルに今回復元されたのは第一大極殿。幅44メートル奥行き20メートル、高さ27メートルある。70センチもある朱色の柱は44本。屋根に葺かれている瓦は約97,000枚使われた。今回の再建に約9年を要したが藤原京が飛鳥から遷都をしわずか16年で平城京への遷都をしていることを考えると、当時重機もない、セメントもない時代、どれほどの期間でこのような建物が完成したのだろうか?。9年も掛かっていたとするならば恭仁京への移設は間に合わなかっただろう。
(今日の歴史=878年藤原保則が陸奥の蝦夷平定に出発)