法楽寺。「奈良時代、東大寺大仏殿建立にあたり西北にあたる当地に
王城守護のために聖武天皇が僧・行基によって開創させたと伝えられています。
永禄10年(1567)松永氏によって大仏殿が焼き討ちされた際、
当寺も消失しましたが、鷹山氏により再興されたと伝えられています。
薬師堂は棟札銘から寛文3年(1663)に再建されたことがわかります」と
生駒市デジタルミュージアムにある。
境内には康永4(1345)年銘の十三重塔がある。
また、小絵馬が奉納されており、拝み絵馬、
子供の育成、安眠、乳搾りなどの絵馬があるが、
これらは「保存のため現在は公開していない」との事。
今日の暦:明治21(1888)年、東京天文台(気象庁の前身)がおかれる。