福岡から高速1時間プラス、した道40分。
蓮まつりがあっていた
熊本県北部はとても素敵な限界集落が続く。これが日本の風景だなあとつくづく思った。大きな家だが平屋でちゃんとした瓦と生垣。福岡市内ならマンションが建つ敷地に平屋なんてなんという贅沢だろう。
コペン休憩中
植栽もよく手入れされ誠実な人柄がうかがわれた。
都市部は全く逆だ。庭らしい庭もなくあるのは数本の貝塚。傾斜のない豆腐のような家はここの平屋より低い2階建て。
限界集落なんて残酷な呼び名は役人の考えそうな言葉だ。自分たち為政者の失政によって田舎が廃村になっていくのに、土地を捨てる農民がいるのが原因だというための言葉だ。「限界集落」
鹿央町の物産館に行った。コペンは限界自動車だ。これ以上小さいとクルマの概念から外れる。窮屈を我慢して物産館について驚いた。夏休みの工作のような竹を削っただけの菜箸、600円。ばか。60円だろ。
公務員は恐ろしい。売れたら自分が忙しくなるから途方もない値段をつける。ほかの一切の商品の価格も常軌を逸していた。基本、下手な竹細工。客に失礼だ。
和水町(なごみ)は草鞋(わらじ)の生産で全国的に有名である。ネットをとおして世界にその名をとどろかせ外人のファンも多い。後継者を育てブランド力をつければ町の一大産業になる。現在全国の9割以上を生産。ここの草鞋がないと時代劇は撮れない。そう言った戦力になるものは置かず、老人会の文化祭に値段をつけて売っていた
パートの老人が竹トンボを売っていた。お情けで買う人は田舎をなめている。
九州北部だけにある装飾古墳群 勝手に移築して公園の土塁になっている
そのあと装飾古墳館に行った。外の古墳を一時間ぐらい見学し中に入ろうとしたが入館者は我々だけだ。なんとここでも420円。バカ。40円だろ。ルーブルは最近までタダだった。大英博物館も。
九州ではラーメンの大盛りが来る。公務員の感覚は毒に浸かっている。人数だけはごろごろいて高い給料を取り人のうわさ話と無駄な書類と昼寝で人生をすり減らし莫大な退職金を持ち逃げする。これは犯罪だ。
安藤忠雄さんの設計
実は僕は公務員として熊本にいたことがある。何一つ改善していない税盗体質。空しい。