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まあそういうな、誰でも年寄りになるんだから、とはよくいわれるが、そしたら誰でも子供だったんだから子供はなにをしてもいいのかな。
人生の先輩として敬意を払うべきでは、ともいわれるが上映中にお菓子を剥く音、ぺちゃぺちゃ食べる音、横の女房としゃべりっぱなしの声、映画の一シーンごとにうなずく声。こんな低能に敬意を払うほど私は間抜けではない。
映画の方は「小川の辺り」という駄作だった。藤沢周平の最高傑作の映画化ということで期待したが、ひどい出来だった。
「たそがれ清兵衛」とか「蝉しぐれ」といった日本映画の神髄を見せつけるものを期待したのに。
映画は午後からだったので昼ごはんに冷やしそばを食べた。 380円