三浦しをんさん著の「舟を編む」を読んだ。
2012年本屋大賞受賞作品であり、映画化もされた作品なので、
今更ながらと思われる方も多いと思うが。
一言で言えば、「大渡海」という辞書が出来あがるまでの話である。
三浦さんの別の作品を読んだときはあまり自分には合わなかったが、
先に映画を観て、とても良かったので、本作を読んでみることにした。
すると、本作は素晴らしく、今まで読んだ本のなかでも5本指に入る。
馬締光也(松田龍平)、林香具矢(宮崎あおい)、西岡正志(オダギリジョー)、
荒木公平(小林薫)、三好麗美(池脇千鶴)、タケ(渡辺美佐子)
松本朋佑(加藤剛)、松本千恵(八千草薫)、佐々木薫(伊佐山ひろ子)など。
※括弧内は映画の出演者(敬称は省略させてもらった)
どの登場人物も人間味があり、素晴らしい。
笑いあり、涙あり、感動ありのとても楽しい作品であった。
「辞書は、言葉の海を渡る舟だ。ひとは辞書という舟に乗り、
暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。
もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。
(中略) 海を渡るにふさわしい舟を編む。」
それが、「大渡海」なのである。
笑えるところとしては、
「三大コレクションは、切手、カメラ、そして箸袋」
「巻き紙ラブレター」
分かる人は笑ってほしいところ。
「右とは、西を向いたとき、北にあたる方」
う~ん、なるほどである。
「昨夜は随分めれんに見えました。」
「めれん」の意味、知りませんでした(広辞苑には載ってました)。
是非、多くの人に読んで、観てほしい作品である。
2012年本屋大賞受賞作品であり、映画化もされた作品なので、
今更ながらと思われる方も多いと思うが。
一言で言えば、「大渡海」という辞書が出来あがるまでの話である。
三浦さんの別の作品を読んだときはあまり自分には合わなかったが、
先に映画を観て、とても良かったので、本作を読んでみることにした。
すると、本作は素晴らしく、今まで読んだ本のなかでも5本指に入る。
馬締光也(松田龍平)、林香具矢(宮崎あおい)、西岡正志(オダギリジョー)、
荒木公平(小林薫)、三好麗美(池脇千鶴)、タケ(渡辺美佐子)
松本朋佑(加藤剛)、松本千恵(八千草薫)、佐々木薫(伊佐山ひろ子)など。
※括弧内は映画の出演者(敬称は省略させてもらった)
どの登場人物も人間味があり、素晴らしい。
笑いあり、涙あり、感動ありのとても楽しい作品であった。
「辞書は、言葉の海を渡る舟だ。ひとは辞書という舟に乗り、
暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。
もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。
(中略) 海を渡るにふさわしい舟を編む。」
それが、「大渡海」なのである。
笑えるところとしては、
「三大コレクションは、切手、カメラ、そして箸袋」
「巻き紙ラブレター」
分かる人は笑ってほしいところ。
「右とは、西を向いたとき、北にあたる方」
う~ん、なるほどである。
「昨夜は随分めれんに見えました。」
「めれん」の意味、知りませんでした(広辞苑には載ってました)。
是非、多くの人に読んで、観てほしい作品である。