桜木紫乃さんの小説「蛇行する月」を読んだ。
桜木さんの作品は初めてであるが、
文庫版の帯に書かれた文を見て買ってみた。
『しあわせは自分が決めればいい』
ラストの四行は
世界にごまんとある小説の中で、
もっとも力強さに満ちたものだと思う。
道東の湿原高校(図書部)を卒業した、
須賀順子を中心とした女性たちの連作集。
須賀順子は、高校時代、
好きだった教師の官舎を訪れ、告白をするが、
拒絶され、校内でも問題になる。
卒業後は、老舗和菓子店に勤めるが、今度は、
20歳以上年の離れたそこの主人と不倫の上、
妊娠し、逃亡。その後、全国を転々とする。
その後、東京郊外の小さなラーメン屋に落ち着き、
逃げた男と息子の輝と三人で暮らす。
北の大地で悩みや孤独を抱えた元部員、
戸田清美、藤原桃子、小沢美菜恵、角田直子。
そして順子の母・静江、順子の夫の元妻・弥生。
故郷を捨て、極貧の生活を“幸せ”と言う順子をみて、
幸せとは何なのかを考えさせられる。
決して楽しい話ではなかったが、
そういうものかもとは思わせる内容であった。
そして、今日のおまけ。
にこにこ遊んだ後は、ベッドですぴすぴ。
可愛い。
体を撫でると、さらに深い眠りに。
笑いながら寝ている。
良い夢を見るんだよ。
桜木さんの作品は初めてであるが、
文庫版の帯に書かれた文を見て買ってみた。
『しあわせは自分が決めればいい』
ラストの四行は
世界にごまんとある小説の中で、
もっとも力強さに満ちたものだと思う。
道東の湿原高校(図書部)を卒業した、
須賀順子を中心とした女性たちの連作集。
須賀順子は、高校時代、
好きだった教師の官舎を訪れ、告白をするが、
拒絶され、校内でも問題になる。
卒業後は、老舗和菓子店に勤めるが、今度は、
20歳以上年の離れたそこの主人と不倫の上、
妊娠し、逃亡。その後、全国を転々とする。
その後、東京郊外の小さなラーメン屋に落ち着き、
逃げた男と息子の輝と三人で暮らす。
北の大地で悩みや孤独を抱えた元部員、
戸田清美、藤原桃子、小沢美菜恵、角田直子。
そして順子の母・静江、順子の夫の元妻・弥生。
故郷を捨て、極貧の生活を“幸せ”と言う順子をみて、
幸せとは何なのかを考えさせられる。
決して楽しい話ではなかったが、
そういうものかもとは思わせる内容であった。
そして、今日のおまけ。
にこにこ遊んだ後は、ベッドですぴすぴ。
可愛い。
体を撫でると、さらに深い眠りに。
笑いながら寝ている。
良い夢を見るんだよ。