未知との遭遇！（ヘアアイロンで迷う迷う）

まいった。
エコポイントによる商品券が2万５千円分もあることを家人に知られてしまったよ。そして、どうしてもヘアアイロンが欲しい、という強いおねだり攻撃を受けてしまった。
それで本日ヤマダ電機に買いに行くことにあいなった。家人は人混みに出たくない、とのことで、不安だったが一人で行くことになってしまった。
地下2階の医薬品の隣のヘアアイロン売り場に行く。だいたいヘアアイロンという製品は、マイナーなもので、ドライヤー売り場の隅に申し訳なさそうに置いてあると思っていた。
びっくりした。思わず「えー」って言いそうになってしまった。4列の陳列棚に大量に置いてある。ドライヤーよりアイロンのほうが売り場面積は大きい。メジャーな製品であった。
何を選ぶか。値段は２千円ぐらいから１万２千円ぐらいまで。初めて見る私はみんな同じようで違いがよく分からない。
品物の前にある小さなセールスカードを読む。読むと高いのも安いのもみんないい製品に思えてくる。
で、結局私が選んだ基準は・・・
「ブランド」である。パナソニック。置いてあるなかで一番の有名な「ブランド」。置いてある面積と数、そして力を入れているというのが分かる演出、DVDで製品を説明していた。
2月のオススメ品で６千円ほどのに決めた。
商品券で購入。これだったら家人も納得するだろう。私が一人で買ったものには必ずケチをつけるが、パナソニックである。一番高いのを買ったと言っとけば文句もないだろう。

資格取得にこだわるのも「ブランド」を手に入れる行為に似ている。名刺にこれでもか、というほど取得した資格を書いている人を見かけるが、コンプレックスの反動でプライドが高い人が多い。屈折したプライド。その資格で開業するわけでもないのに取得にこだわる。自分を「ブランド」にしたい。底の浅さが見えてしまう。そんな資格マニアには、なりたくないねえ。