大前氏 民主党ここまでお粗末だと誰も思ってなかったと指摘
2010.12.17 17:00
※SAPIO2011年1月6日号
民主党政権の失政を振り返れば、きりがない。「百害あって一利なし」だった2010年の民主党政権を、大前研一氏が総括する。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突ビデオ映像流出、失言による柳田稔前法相更迭、北朝鮮の韓国・大延坪島砲撃事件における対応の鈍さ、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相に対する問責決議の可決…。政治とカネの問題や沖縄の米軍普天間飛行場移設問題などで8か月の短命に終わった鳩山内閣に輪をかけて迷走している。
それにしても、ここまで民主党がお粗末だとは、誰も思っていなかったはずである。
国民は自民党の体たらくに呆れ果て、2009年の総選挙で政権交代を選択した。しかし、その結果どうなるかということは考えていなかった。いわば、これまで自分たちが暮らしてきた土地よりも川の向こう岸の土地のほうが良さそうに見え、思い切って川を跳び越えたら、実はそこは泥沼で足がズブっと沈んでしまった、という感じである。
という発言。
「誰も」じゃなくて「大前氏自身」も思っていなかったんじゃないだろうか。
ここに来ても「小沢問題も先送り」になりそうである。
大体マニュフェストの三分の一でも実行してくれればいいが、大体駄目。
例のダムだってどうなることやら。
明るい未来があると思ったら、もっと悪くなっている。
なんか、幸せな結婚生活が遅れると思って結婚してみたら予想と違って最悪な状態になっているのに似ている。今じゃ結婚しなきゃよかったと後悔している感じ。
私は違うけどね。(笑)strong>
2010.12.17 17:00
※SAPIO2011年1月6日号
民主党政権の失政を振り返れば、きりがない。「百害あって一利なし」だった2010年の民主党政権を、大前研一氏が総括する。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突ビデオ映像流出、失言による柳田稔前法相更迭、北朝鮮の韓国・大延坪島砲撃事件における対応の鈍さ、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相に対する問責決議の可決…。政治とカネの問題や沖縄の米軍普天間飛行場移設問題などで8か月の短命に終わった鳩山内閣に輪をかけて迷走している。
それにしても、ここまで民主党がお粗末だとは、誰も思っていなかったはずである。
国民は自民党の体たらくに呆れ果て、2009年の総選挙で政権交代を選択した。しかし、その結果どうなるかということは考えていなかった。いわば、これまで自分たちが暮らしてきた土地よりも川の向こう岸の土地のほうが良さそうに見え、思い切って川を跳び越えたら、実はそこは泥沼で足がズブっと沈んでしまった、という感じである。
という発言。
「誰も」じゃなくて「大前氏自身」も思っていなかったんじゃないだろうか。
ここに来ても「小沢問題も先送り」になりそうである。
大体マニュフェストの三分の一でも実行してくれればいいが、大体駄目。
例のダムだってどうなることやら。
明るい未来があると思ったら、もっと悪くなっている。
なんか、幸せな結婚生活が遅れると思って結婚してみたら予想と違って最悪な状態になっているのに似ている。今じゃ結婚しなきゃよかったと後悔している感じ。
私は違うけどね。(笑)strong>