鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

札幌で描く夢(3回シリーズその2)

2012年11月28日 09時25分09秒 | 緑陰随想
 一方、歓迎される行為として、国内の多くの生産現場では社内の安全性を確保するとともに、消費者に対する安全を第一優先に掲げ、生産性の向上と生産現場の3kイメージの払拭に努力してきている。さらに、対外的には企業が率先して環境破壊因子を取り除き、環境破壊防止の気運が高まってきた。多くの企業がHP等で自社の取組みについて、目標を設定し、実施とその評価を行う等の実態を公表していることは、いかに企業にとって環境問題が、重要な課題として位置づけられているかを示しているといえる。

 企業イメージを高める目的で、CSR(企業の社会的責任)やコンプライアンス(法令遵守)を全社的に実践しているのも事実で、企業や従業員の意識は高くならざるを得ない。
消費者においても長く続いた消費文化の否定や健康志向等が原因してか、有機農法の限界、自然食品の信頼性、サプリメントの効能等、今までスポットが当てられなかった部分にも光が差し込むようになってきた。 産業廃棄物の再利用や環境悪化を懸念する意識の高まりは、消費行動を変え、日常生活を一変させるほどの強烈な力を持っている。「もったいない」の思想は、限られた地球資源の有効活用につながるとともに、原発廃止や枯渇する石油資源の代替えクリーンエネルギーを模索する研究や開発にも目が向けられる。(次回に続く)