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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

喫煙パイプ(2回シリーズその1)

2014年01月28日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 紙巻き煙草等の伏流煙がもたらす非喫煙者への健康被害については、分煙化や路上喫煙の禁止措置等によって喫煙人口を激減させ、嫌煙権という言葉まで登場している。自宅の室内では煙草を吸えず、ベランダへ出て喫煙する人々をホタル族ともいうようであるが、肩身の狭い思いをするご同輩には同朋相哀れむで、我が身も浮き世の流れに追従せざるを得ない喫煙者の一人である。

 嗜好品を楽しむ世界は、煙草以外にも飲酒が一般的であり、度を外すと健康を害し、中毒ともなる。未成年の喫煙やアルコール類の飲酒は販売や提供をは禁止されているし、麻薬、覚醒剤、シンナー等の吸飲は犯罪であるので所持していることが判ればそれだけで厳罰に処せられる。しかし、睡眠剤やLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)幻覚剤などがブラックマーケットなどで秘密裏に取引されていることや、大量の麻薬が税関などの水際で摘発されたという新聞記事を目にすることもある。そこには需要供給の法則があり、求める者がいる限り、供給が続き、法で厳しく取り締まっても非合法な闇の世界へと雲隠れしてしまう。

 煙草や酒についても価格をつり上げることで、購入者を減らすことは可能であるが、バランスを欠くと闇の世界を産むきっかけともなり、その扱いは難しい政治判断と手綱裁きが必要となる。

 喫煙の中で、最近では殆ど見かけることが無くなったパイプ喫煙について、テーマにあげさせて貰った。
 我が国でも古くから刻み煙草をキセルで喫煙する人が多かったが、紙巻き煙草が一般的となり、たばこ屋に行っても刻み煙草を販売している店はなくなっている。また、葉巻やパイプ煙草も同様で、特殊な店舗へ行くかインターネットで注文しないと入手が困難である。こうしてみると煙草も時代によって流行があるようで、今は入手困難であっても、いずれは復活するのであろうか。(次回へ続きます)


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