ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

【謎の】ヨコハマIG52cを試す【スタッドレス】

2018-01-04 18:13:16 | スバル エクシーガ

※2024/10/08追記

このページは最近たいへんアクセス数が多いページですが、これは2018年1月現在の記事ですので御留意ください。

 

皆様、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

今後とも、皆様を退屈させないようなブログを書いていきたいと思います。

 

さて、昨年のこの記事↓

http://blog.goo.ne.jp/kawayukawayu2436/e/47a4011dd56f34a1b3071bd07d1326c4

で明らかにしました通り、エクシーガのスタッドレスタイヤの買い替えをし、その際、ヨコハマタイヤのカタログにも載っていない「謎のスタッドレスタイヤ」、「ヨコハマアイスガードIG52c」についての考察を行いましたが、装着したのが時期的に遅かったため実際に雪道を走ってみてのインプレッションが出来ずにいました。

購入した私としてもこの点がこの一年間、実に歯がゆかったところでもありましたが、今回、念願叶って(?)思う存分このタイヤで雪道を走ってきましたので、今回はそのリポートをしたいと思います。

まず、おさらいとしてこの「IG52c」に関する販売業者作成の能書きを見てみましょう。

別バージョン

前回のこのタイヤについての考察で明らかになった様に、この製品は国内用IG5PLUSやIG30とほぼ同様のナノテクノロジーが投入されており、違いはコンパウンド位だろうという事が分かっています。

このタイヤの仕向地はカナダ・中国とされていますが、北米やヨーロッパに輸出しているかどうかまでは確認出来ませんでした。

同じメーカーのスタッドレスタイヤでも、価格の安いエントリーモデルから値段の張るハイエンドなモノまで、消費者の財布に合わせたラインナップを揃えている訳ですが、国内用のスタッドレスタイヤでは、各メーカーとも特に「氷上性能」が重視される傾向があり、輸出用IG52cと国内向けIGの「コンパウンドの違い」というのは、恐らくこの辺の特性に関する事なのだろう、と推察されます。

ただ、私見を述べさせていただけば、凍った路面ではどんなスタッドレスタイヤを履いていても滑るので、基本的に路面の凍結が予想される場面においてはスピードを出さない、というのが一番の安全策と言えましょう。

従って、少なくとも国産のスタッドレスタイヤに関する限り、私の乗るSUBARUの様に4WDであれば、殆どの降雪地で使い物にならないタイヤというものはまず無いでしょう(耐久性はまた別)。

さて、今シーズンの売れ筋スタッドレスタイヤの相場を見てみましょう。(青線カコミ)

どれこれも結構なお値段です。これは一本あたりの価格です。

私が購入したIG52cは7,800/1本でしたから、かなりのバーゲンだと言えます。

但し、これを販売している業者の「但し書き」によると2015年製しか在庫が無い様で、私のも2015年製です。

この辺は、安いから割り切っています。

これは装着直後の写真です。

装着を頼んだスタンドのアンチャンが回転方向(の指定マーク有)を逆にして取り付けるというアクシデントがありましたので、回転方向を間違えない様にしましょう。

さて、とある豪雪地帯(笑)にて息子が大学生をしており、実家に帰省していたのですが、正月明けから授業があるとの事で、車に乗せて送っていくのを利用して、これ幸いとばかりにIG52cの「実証実験」を行う事になりました。

これは息子のアパート前にマイカーを停めた写真ですが、ご覧の様にアパートに着く頃はかなり雪が降っていて、タイヤのテストには持って来いの路面状況でした。

大雪警報が発令されていたので、ボタ雪がガンガン降っています。

あらためて地元との気象条件の違いに驚きました。

このアパートの近傍に公設市場の駐車場があるのですが、正月休みで休業中である事を良い事に、ここでタイヤの観察やグリップの感覚などを試してみました。

 

この轍の状態から、このタイヤのいわゆる「シャーベットグルーブ」という大きな切れ込みが雪をしっかり噛んでいる事が伺えます。

 

タイヤはこの様な状態です。

細かいギザギザの細いスリット、いわゆる「トリプル3Dサイプ」にもしっかり雪が入り込んでいるのが解ります。

これがエッジ効果を発揮し、それプラス「マイクロ吸水バルーン」によりミクロレベルのエッジ効果も発揮するとの事。

この「トリプル3Dサイプ」ですが、あまり柔らかくもないと言えるこのタイヤのこんな細いミゾに雪なんか入るのかね?と思っていましたが、ちゃんと入ってます。

 

この後の帰り道、圧雪の国道を延々と走りました。

上りもあり下りもありカーブもあり車線変更もありでしたが、滑るという事は全く無く、スタッドレスタイヤとして基本的な性能は優れていると感じました。

特に一番大事な「止まる」という事に関しては、全く不安を感じませんでした。

 

私自身は一年に一回雪が降るか降らないかの地域に暮らしているのですが、このタイヤはドライでの印象も夏タイヤと大きく変わるところが無く、総合的に考えるとコストパフォーマンスがとても高い製品と言えるでしょう。

ただ、元々SUBARUの車は雪道に強く、低重心かつ、私のエクシーガはVTD-AWD(バリアブル・トルクディストリビューションAWD)という、後輪の駆動力の方が大きいAWDシステムである点を勘案する必要もあります。

上り坂や下り坂の走行、それに伴って行うエンジンブレーキの際、単なるFRやFFでこの様に安定したハンドリングを維持し、滑らないとは断言できません。

が、エクシーガと相性が良く、ブリザックなどの超高価なスタッドレスを購入しなくてもシッカリと「効く」事が確認出来たので、満足しました。

必要な性能が満たされており、ドライでも快適でしかも安価。不満はありません。

しかし何と言っても、凍っていたらどんなタイヤでも滑るでしょう。

どんなに高性能な四駆やスタッドレスにも限界はあります。

ドライバーが自覚を持って安全運転を心掛けるのが交通安全の基本でしょうね。

 

 

 

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【エクシーガ】スタッドレスタイヤ新調

2017-02-11 20:27:28 | スバル エクシーガ

季節的に今更ですが、エクシーガのスタッドレスタイヤを交換しました。

このエクシーガを中古で購入したのが2010年12月。

その際にブリジストンの「REVO2」を選択しました。

今は2017年...もう限界だよな、という状態でした。

スタッドレスタイヤは「時価」なので、夏から秋頃に買うのが一番お買い得なのですが、今回この中途半端な(しかもスタッドレスが高価な)時期に急ぎ購入する事になったのには訳があります。

長男がある豪雪地帯の某大学に入学する事になったからです。

引っ越しは一番雪深い頃になると思われ、劣化したスタッドレスだとチョット不安。

SUBARUは伝統的に雪道ウエルカムの性能を持っているとはいえ、タイヤが悪くてはどうしようもありません。

さてタイヤ選びです。

エクシーガGTの標準タイヤサイズは215/55/17なのですが、スタッドレスは205/60/16にインチダウンしています。

従ってこのサイズからタイヤを選んでいくのですが、スタッドレスって各メーカーから色んなモノが出ていますし、凄く迷います。

ただひとつ決めていたのは、「ブリジストンは買わない」という事だけです。

ブリジストンのスタッドレスタイヤの性能は最高だと思います。出来るなら次もブリジストンにしたい。

何故、「ブリジストンは買わない」と決めたのか、幾つか理由があります。

①価格が高い...他メーカーとの比較でよく解るのですが、高価です。よく効くというのは体験で解っているのですが、私の住んでいるところは殆ど雪が降りません。スタッドレスタイヤを履いていても、乾燥した舗装路がメインの使用状況となります。

そんな所に住んでいて高価なスタッドレスを履いていても、所詮「宝の持ち腐れ」、結局は真価を発揮せずタイヤを劣化させていくだけではないのか。

②従って、此処まで高価なタイヤはいらない。ブリジストン以外で探してみよう。

③ただし、あまりにも「効かない」と言われているモノやアジアン系はやめておこう。

④価格と性能のバランスが取れていると考えられるもの。

これらは、安全性と家計を考えた末の結論です。

以前はよくスノーボードをやりにスキー場に行っていたので「一番効く」タイヤを選ぶのが必然でしたが、今はそこまで求めていません。

むしろ、コスパ重視です。

 

当初、価格の安さと新味性から、ピレリの「アイス ア シンメトリコ」を考えていましたが、日本でテストした上で製品化したとはいえ、雪を知り尽くしたとは考えにくい(想像)イタリア人が開発して、中国人が製造するタイヤは如何なものか...と考えをめぐらし、パス。

まぁ色々考えあぐねましたが、ブリジストンの次に性能が良いものと言ったらヨコハマだろうな...でも価格も高いんだろうな...

などとネットで調べていると、「ヨコハマアイスガード IG52c」というタイヤを発見しました。

「IG52c」?

聞いた事無いぞ?(笑)

だが、価格は1本7,800円とお買い得。安い!気になる!

しかし、ヨコハマタイヤのHPを見ても見付かりません。カタログに載ってないんです(笑)

そこで、この「ヨコハマアイスガード IG52c」なる「謎のスタッドレスタイヤ」を調査する事から始めました。

まず、このタイヤを販売していたネットショップで作成されたと思われる能書きです。

 

まぁ、普通のスタッドレスタイヤの説明に見られるような一般的な解説文です。

その後調査して解った事ですが、「ヨコハマアイスガード」には国内向けと海外向けの商品があり、IG52cは海外向けだという事です。

ただ、一番知りたいのは国内向けに販売している「IG5」や「IG30」と何処がどう違い、日本の道路でも使い物になるのか、という点です。

そこで、「IG52c」で検索すると、「ヨコハマ カナダ」のHPに辿りつきました。

 

確かに、現役で海外で販売されているスタッドレスタイヤの様です。

IG52cについても色々と説明がなされており、翻訳して訳文を読みましたが、通り一遍の事しか書いてありません。

 

まず国内向けアイスガードと性能が同等程度なのか、そこが一番気掛かりです。

同等程度なら、価格を考慮するとバーゲンとなります。

気になる国内向けアイスガードの宣伝文で見られるタイヤの特徴(ナノテクノロジー)として挙げられるのは、

・氷に効く=「氷上性能」=「新マイクロ吸水バルーン」「吸水ハニカムシリカ」「吸水カーボン」

・永く効く=「冬道性能の持続性」=「ブラックポリマーⅡ」

・燃費に効く=「省燃費性能」=「BluEarth」の開発で培った先進の省燃費技術

・様々な路面に効く=「高密度サイプ配置」「トリプルベルトブロック」

これらが「IG52c」にも採用されているか、そこが重要です。

採用されていなければ、「アイスガード」ではなく単なる他メーカーのタイヤと同じになってしまいます。

しかし、HPではいまいちその辺がハッキリしません。

そこで、何かヒントが無いかと、youtubeでupされているIG52cのデモ動画を観てみました。

ここでは、短い時間の中で国内向けに造られているアイスガードと同じ技術がつぎ込まれている事を垣間見ることが出来ます。

 

この「なんちゃらコンパウンド」の写真をご覧ください。

 

これは国内向け「IG3」のページですが、ここの「吸水カーボンⅡ」の写真が動画のそれと同一のものである事が判ります。

 

更に、動画で紹介されている他のナノテクノロジーですが、上から

①IG5 PLUSに採用されている「スーパー吸水ゴム」(マイクロ吸水バルーンの大きさがデカい)

②「新マイクロ吸水バルーン」

③「トリプルピラミッドサイプ」

である事が判ります。

 

これは「IG5 PLUS」の解説ページですが、動画で紹介されている写真が同一である事が判ります。

という事は、性能的には「IG52c」は「IG30」よりも「IG5 PLUS」に近い、と推察出来ます。

 

これも「IG5 PLUS」のページの解説ですが、「IG52c」の動画で紹介されているナノテクノロジーが殆ど採用されているのが判ります。

ただし、最新型の「IG5 PLUS」では採用されている「エボ吸水ホワイトゲル」に関しての説明が一切無い事から、「IG52c」が従来品の「IG30」よりも性能が高く、「IG5 PLUS」よりは若干劣る、と考えられます。

これらの調査結果から、IG52cという海外向けスタッドレスタイヤは、

①国内向けアイスガードの最新ナノテクノロジーを採用し、

②コンパウンドに若干の違いはあるものの、

③国内向けとは比較にならない程海外で数多く販売する事から単価が安くなった、

④大変お買い得なヨコハマのアイスガードのひとつである

⑤IG52cの「c」は、メインマーケットの「canada」の頭文字ではないのか(どうでもいいけど)

と、結論付けました(笑)

「効いてほしい」という、希望的観測も入ってますけどね(笑)

 

ちなみに、1本7,800円です。

送料込で38,016円でした。安い!(ただし、2015年製造品)

ヨコハマタイヤのカタログを見ると、「保管状態が良ければ、当社の製品は製造後3年間は初期の性能を維持出来ます」と書いてあるので、信じましょう。

何故、海外向けのアイスガードがこうして入手できるのか不思議なところもあるんですが、売れ残りを独自ルートでヨコハマから大量に買いつけてきて良い商売になるんでしょう。

ある種、モグリの販売方法ですよねぇ(笑)カタログに載ってない商品なんだもん(笑)

でも、そのためにユーザーが良い品を安く買えるなら文句はありません。

誰も履いてないスタッドレスタイヤ、というところもマニアックで秘かな悦びです(笑)

という訳で、交換してきました。

アジアンタイヤ同様、規格が欧州規格なので、空気圧を高めにしないといけませんので注意。

サイドウォールにあるハートマークっぽいレリーフに「ブルーアース」と書いてあります。

主観ですが、サイドウォールの見た目はかっこいいですね。

また、ブリザックのようにボテッとしていないので、ワンダリングの発生は起こりにくいと考えられ、サイドの剛性が高そうな事を伺わせます。

(実際に高いそうです)

まだ舗装路しか走っていませんが、とても静粛性が高く、走っている感覚としても夏タイヤと違いを感じません。

 

パターンはこれといって特筆すべき点はありませんが、ゴムはスタッドレスとしては硬めの部類だと思います。

「永く効く」=長持ちさせるための硬さでしょうか。

今は未だ皮むきの最中なのですが、近々雪道を走る機会があるので、実際の雪道インプレッションは随時、このページに追記していきたいと思います。

 

今回の調査では、本当に「IG52c」に関しての情報が極端に少なかったため、これからこのタイヤの購入を考えている人達に向けて、独自に色々と購入の動機付けとなるような裏付けを行ったつもりです。(勿論、自分で購入する理論づけから始めた事ですが)

最初は、タイヤ館でしか売っていないブリジストンの裏ブリザックとも言える「アイスパートナーみたいなモノか?」と思っていましたが、調べると色々な事が解ってきて調査自体が勉強になりました。

ブリジストンの「発泡ゴム」もよく効きますが、私にとっては初めてのアイスガードの「吸水ゴム」、この冬活躍してくれる事を祈っています。

 

※2017/03/20追記

スタッドレスタイヤを新調したにもかかわらず、今の今までただの一度も雪が降らず...効果が不明のままでした(泣) 

ただ、何となく舗装路向けのタイヤと感じました。

高速道路を走っていてもスタッドレス特有の「よじれ感」も無く、夏タイヤの感覚と変わりありません。

これはこのタイヤが、一般的にイメージするスタッドレスの柔らかさが無く、「硬め」であるためかもしれません。

その意味で、殆ど雪の降らないこの地域には良い選択肢だったのかもしれません。

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エクシーガ、タイヤを「NEXEN N5000 plus」に

2016-07-30 19:07:06 | スバル エクシーガ

皆様、ご無沙汰しております。

最近はネット動画ばかり観ていてブログ更新が滞っていましたが、暇を見てまたコツコツ書いていきたいと思います。

さて、我がエクシーガの夏タイヤですが、今まで「NEXEN N7000」という韓国製のコンフォート系タイヤを履いておりましたが、購入・装着が2012年9月、それから現在までに栃木県への単身赴任があり、高速道路での酷使ににも耐えて頑張っておりましたが、表面の状態を見るともういい加減寿命だな、と思いました。

 

ご覧のような状態です。

これは本当に良いタイヤでした。

国産タイヤと同等の性能か、それを上回るレベルの乗り心地の良さ・静粛性の高さでたいへん気に入っていました。

 

交換時期だなぁ...

と考えて、次のタイヤを何にするか考えました。

良いタイヤだ、と自分の体験で解っているN7000を再度、装着するという事も考えてはいたのですが、基本的に価格の安いアジアンタイヤでいく事を最初から決めていました。

そこで、どういったメーカーを選ぶか、ですが、色んなメーカーのタイヤを見ても、結局信頼の厚いNEXENに戻ってきてしまいます。

「またN7000にしようか...」

と考えていたのですが、それも何だかツマラナイ気もしていました。

N7000購入当時、「一番静粛性の高いアジアンタイヤは、NEXENのN5000だ」という話がありました。

しかし当時N5000は国内代理店での在庫が無かったらしく、その代わりとしてN7000を選択した、という経緯がありました。

結果的にはN7000はひじょうに優れたタイヤだったので満足はしていました。

しかし今回のリサーチで、NEXENの新製品として「N5000plus」というタイヤがある事が判りました。

 

「これだ...!!」

と直感するものがありました。

パターンノイズが少ないであろう事はタイヤのパターンを見て直ぐ判りました。

(元々、NEXENはコンフォート系のタイヤを得意としているようです)

また、N7000よりも1000円~1200円程度安価なのです。

4本だと4000円違います。

また、今回購入したショップ↓

http://store.shopping.yahoo.co.jp/premiumtyre/ne-n5000-p-215-50-17-95v.html

は、その時に丁度運良く「NEXENフェア」で、通常1本あたり1000円かかる送料が無料だったのです!

それでまた4本だと4000円違います。この差額を資金として交換工賃にまわせます。

というわけで、N5000plusの購入が決まりました。

性能はこんな感じです↓

良いじゃないですかぁ。

で、直ぐに商品が届きました。

 

交換しに行く日まで、玄関で保管。

盗難されたらイヤですからね。

タイヤパターンのUPです。

左右非対称になっていますので、内側・外側があります。

 

ラベルはこんな感じです。

 

この様な状態で車内に積載し、エネオスのスタンドで交換してもらう事にします。

ディーラーだと予約しないとダメだったりするけれども、エネオスは持ち込めば文句言わずにやってくれるので、タイヤの交換はいつもエネオスで行っています。

 

N7000、今までご苦労様でした。

 

交換が終わりました。ロゴはこんな感じです。

N7000はサイドウォールがボテッとしていたのですが、これはそういうところが無く、見た目はまあまあ。

交換して分かったのですが、乗り心地・静粛性はやはり高く、N7000と同等です。

性能が同等でも価格が安い、というところが良いですね。大満足です。

空気圧は、2.7kgが丁度良い塩梅です。

最近はアジアンタイヤをエネオスに持ち込む人が増えた様で、店員も心得たもので何も言わなくてもアジアンタイヤは空気圧を高めにしてくれます。

 

購入金額は、送料無料だったので脅威!の23,800円です(笑)

国産の同等クラスのタイヤ1本位の価格です。信じられない安さです。

交換工賃は何だかんだで10,000円位ですかね。

これであと5年は大丈夫でしょう。

オススメの良いタイヤですよ!

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【エクシーガ】トラブルの原因が判明

2015-12-28 22:17:36 | スバル エクシーガ

↑心温まるCMだなぁ...(本文とは関係ありません)

 

 

先般お伝えしたエクシーガのトラブルですが、原因が判って無事、正月前に手元に戻ってきました。

エクシーガを引き渡し、「明日、連絡いたします」と前日聞いていたのですが、お昼を過ぎても連絡が来ない。

「年内の復活が無理な程の深刻なトラブルなのか...!?ヽ(´Д`;)」

と心配していたのですが、夕方16:20頃にスバルから「修理が終わりました」との連絡があり、その際、原因についてちょこっと聞いたのですが、昼寝をしていた事もあり頭がボ~っとしており、よく分かりませんでした。

ディーラーに車を取りに行き、メカニックの方にトラブルの原因の詳細を改めて聞いて、

「そういう事だったのか!」

と得心しました。

 

まず、僕のエクシーガにはHKSのスポーツフィルターを仕込んでいました。

(表側・右は純正品)

結論から言うと、これがトラブルの原因だったそうです。

HKSのスポーツフィルターはスポンジタイプで、純正品で用いられているような不織布ではありません。

このフィルターの裏側~つまり吸気ポートへ向かう側のスポンジの「ほんの一部」が、劣化によりエアフローメーターの熱線に付着し、その結果、空気の流入量が正しく検出されず、エンスト・ハンチングを繰り返したようです。

 

エアフロメーターはエンジンに吸入される空気の量を検出するセンサーです。

ECUはエアフロメーターの熱線の冷却量から空気量を算出して「基本燃料噴射量」を決定します。

大抵のセンサーは「燃料補正」に関連しますが、エアフロメーターは「基本燃料噴射量」を決定するためのセンサーですから、故障すると走行に大きな問題が発生します。

エアフロメーターが正常に機能しなかったため、燃調に異常をきたした故の故障でした。

 

これは、2012/8/25に初めてフィルターを装着する時の裏側の写真です。(右が純正品)

鮮やかな蛍光色のグリーンです。

そしてこれが、今回の件で取り出したフィルターの裏側の写真です。

 

色も変り、明らかに劣化しています。Σ(゜Д゜;)

このスポンジのほんの一部がエアフロメーターの熱線に付着していたそうです。

メカニックさんの話では、過去にもこういった事例が報告されており、

「どうもスバルの車とHKSの製品は相性が悪い様で...ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、」と苦笑いしていました(笑)。

過去、アペックスのフィルターに関しても同様の事例があるそうです。

また、ブリッツのフィルターは全体の寸法が若干小さいため、エアクリBOXの僅かな隙間から「空気の渦」が発生し、何か悪さをしてしまうという話もしておりました。

 

高出力・高性能エンジンの車に乗ると、必要も無いライトチューンとして、こういった吸入抵抗の少ないフィルターに交換してしまいたくなるのが人情、というところなのですが、粉塵の吸入ではなく、フィルター自体によるこうしたトラブルが発生するとは...想像も出来ませんでした。

ちなみにこちらは表側の写真。

一応、塵などはキッチリとトラップしてくれてはいるのですが。

スポーツフィルターに交換すると、吸気音が良くなるんですよね( ´・ω・`)

HKSに交換したのはそういう理由もあったからなんですが。

まぁ、何でもそうなんでしょうが、純正品が一番って事なんでしょうねぇ。

HKSもここまで劣化するまでは特にトラブルも無かったんですが。

もう少し早めに交換すれば防げたトラブルでしたね。

 

というわけで、センサーの熱線の清掃はサービス、修理代金は純正フィルターの代金(約3300円程度)だけで済みました。

あ~、良かった!\(^o^)/

スバルの皆様、営業最終日の夕方までキッチリとプロの仕事をしていただきまして、本当にありがとうございましたm(__)m

これで家族とジジババを乗せて、正月ドライブが可能となりました!

めでたし、めでたし。

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【エクシーガ】今度はマシントラブル(・∀・)

2015-12-26 22:26:29 | スバル エクシーガ

↑ あ、これは本文とは関係ありませんが、珠玉のボクサーサウンドがシブいので埋めてみました。

レオーネ・エステートバン。前から思ってたんだけど、ショルダーラインがCピラーに向かって上がっていくところなんか、エクシーガとサイドビューが少し似てるかも?

 

 

本日から年末休みに入りました。

1/4までお休みです。

先日、会社の駐車場で同僚の車に擦ってしまったエクシーガですが、前後ドアを新品に交換し、ご覧の通り綺麗に元の姿に戻りました。

さて、今日は妻は出勤日、長男は学校という事で、家に居るのは私と長女。

特に出掛ける予定は無かったのですが、

「あ、スバルに来年のカレンダーを貰いに行こう」

と思い立ち、娘と一緒にスバルに行きました。

その帰り足でペットショップに寄り、その後ダイソーに向かおうと国道を走行中の事でした。

信号待ちの停車時、ブルブルとエンジンからと思われる長めの揺動が...

別に気にも留めずそのまま走行。

そして、再度信号待ちで停まると、突然エンスト。

「は?Σ(゜Д゜;)」

と思い、プッスタでエンジンを再始動するもアイドリングが低過ぎてまたエンスト。

「えーΣ(゜Д゜;)」

と、また再始動するも、アイドリングはガクンガクンとし、停車すればエンストの繰り返し。

変速もいつもと違うような感じで、3速のところが5速に入るような感じ。

そのうち、だんだん状況が悪くなり、エンジンの再始動もままならくなり、アクセルをふかすと盛大に白煙を吐く等、ただ事ではない事を認識!!(((( ;゜д゜))))

交差点でエンストして、後方の柄の悪いダンプにクラクションを鳴らされるなど散々。

「ヤバい!!手におえん!!」

一旦、娘を自宅に帰してからスバルに引き返そうと思いましたが、長女が冷静に

「このままスバルに行った方がいい(・∀・)」

と言われ、スバルに向かって何とかだましだまし走行。

途中、ステアリングを切ってる最中やブレーキを踏んでいる最中にエンストする等、油圧サーボが効かない危険な状況に!Σ(・∀・|||)

なんとかスバルの駐車場に滑り込み、サービスの方に状況を話して工場に入れる事になったのですが、もはや力尽きたのか、駐車場でエンストの繰り返し。

「おい、みんな手貸して~、押すから~」

との掛け声で、エクシーガは5~6人に押されて工場入り。

見ると、エンドパイプに大量のススが。(;´Д`)

 

担当の人に、エンストした際にATオイル警告灯やエンジンチェック警告灯が点いた事と、症状について説明しました。

僕は、少し狼狽していました。(;・∀・)

 

「セルは回るんだからバッテリーじゃないよな...アクセルは電スロだ。アクセルを踏んでいないのに回転が激しく上下するとは...コンピューターか?いや、プラグか?オイルか?いや、でもマメに点検してるしプラグとかオイルじゃないよな...ヾ(・∀・;)」

など、頭の中がグルグル回っていました。

 

エクシーガは今までノントラブルだったので...

でも、これは2008年式の車。

そろそろ、トラブルが出てきてもおかしくはない時期ではあるんですが、今年の車検の際も特に悪そうな所は無かったので。

ちなみに、リコールの対象となっている基幹部品は、ちゃんと交換済みです。(ウォーターポンプだったかな?)

 

その内、営業の人がやってきて、

「ミッションケース内のオイルに塵が入っていたりすると、稀にこういう事が起こる場合があります。詳細は後でメカニックの人がお話しますが、オイルの塵を吐き出すプログラムを打ち込みましたので、試走してきます」

との事。

普通、ATF関係のトラブルって、ATF交換後に多いじゃないですか。スラッジが配管に詰まったりして。

だから、

「そんなプログラムなんてあるの?ホントかよ(゜A゜;)」

と疑問に思いつつ、しばし待つ事15分位。

結論から言うと、試走しても全く症状が改善されなかったようで、

「年末という事で、車が無いと御困りでしょう。代車をお貸しいたしますので、車を預けさせていただけませんか?預かって、よく原因を探る必要があります。明日、ご連絡します。」

との事。

また、スバルは明日が今年の最終営業日なので、僕としても

「重症だったら、エクの年内返却は無理っぽいですね...」

と返し、とりあえず明日までによく見て貰うように御願いしました。(;´д`)

エクは工場内でパソコンと自己診断コンピューターを繋げている状態でした。

 

毎年、僕の家族と両親をエクシーガに乗せて(つまり、7人乗りを生かした乗車)初詣に行き、その後ドライブをする、というのが元日の恒例行事となっているので、ここに来てこの突然の故障には参りました。

思い返すと、数週間前からエンジン始動に若干の「躊躇い」っぽい現象があり、あれが前兆だったのかなぁ、と思っています。

疲れちゃった(;^ω^)

で、急遽ピンチヒッターとして代車に抜擢されたのが、トヨタ・ラクティスのOEM車、「トレジア」。

トヨタでもスバルでも、購買層が全く見えてこない謎多き迷車(笑)

随分とマニアックな選択だなヲイ!!( ・∀・)

明日までに治ると良いのですが...

今、貯金に励んでいるんです。

これでン十万円の出費になったら辛い!!。゜ヽ(゜`Д´゜)ノ゜。

 

今年はクルマ関係のトラブルが多いですね。

今日は疲れました。(´・ω・)

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