地元にある廃業したパチンコ店の駐車場に、一台の懐かしい車がたたずんでいました。よく見るとどこかで見たような・・・・スバル・レックス(初代)でした。
いつ頃からそこに放置されていたのか分かりませんが、ある時発見し、「これは貴重な文化遺産だ!」と感じ、とりあえず写真を撮っておきました。
しばらくして近くを通ってみると、そのレックスはもうどこかへ消えてしまっていました。
こういった車の価値の解らぬ田舎の事ゆえ、恐らく解体屋に直行したのではと思われます。
2024年3月現在、この辺の景色はガラリと変わり、この駐車場は住宅街になっています。
この型は、わたしの母が初めて車の免許を取得した時に、日産の営業マンだった父が何処かから購入した(日産の廃車置き場からタダで持ってきた可能性大)車で、わたしが小学生の頃乗っていました。
子供にとっても後席が狭くて(リアエンジン)、エアコンも無かったのですが、今思えば良い思い出となっていて、こうして今この車を目の前にすると、イメージよりもカッコカワイイ車なんだなぁ、と思いました。
因みに母方の祖父もこれに乗っていました。子供の頃はR2なども走っており、ケツから見るとレックスと見分けがつきませんでした。
横に停まっているのは、独身時代に私の愛車2台目だった嫁のワゴンR(MC21)です。目の前を常磐線の機関車が走っています。このレックスは550のマークが付いている事から、昭和52年以降の製造だと考えられます。