先日とりあえず修理が終わった屋根瓦ですが、今度は塗装です。
あまり難しく考えず、サクっとやってしまいましょう。
作業は休みの土日に限られるのですが、最近の土日は狙い撃ちするかのように雨が降っていましたので、塗装が出来ませんでした。
しかし今回は朝から良いお天気、早めに目が覚めたので実行する事にしました。
手順ですが、
①塗装を行う前に、対象物に付着したゴミ・セメントのカス等をワイヤーブラシで擦り、綺麗な状態にする
②下塗り剤としてシーラーを塗る(塗料の吸い込みを抑え、艶を出します)
③瓦用の塗料を2度塗りする(暇なら3度でもOK)
あとは滑り止め・火傷防止のため地下足袋を履いてください。
セメントが完全に乾き、完全に固定された状態になりました。
ただ、水気の多い粘土は、完全には乾燥していないようでした。
セメントを擦りつけた残りカスが残っていますので、ワイヤーブラシと箒でサッと掃除して、塗装の準備に入ります。
塗装の前にシーラーを塗ります。これを塗る事によって、セメントへの塗料の喰いつきが良くなり、艶も出ます。
これを最初に塗らなくても塗料は乗りますが、艶が無い、塗膜が剥がれ易い等のデメリットが生じます。
ちなみに今回使用するシーラー、塗料ともに水性です。
水性だと掃除、希釈が楽ですよ~。
シーラーを塗っていきます。どんどんセメントに吸い込まれていくので、あまり希釈せず、原液のまま塗るのほうが良いようです。
一応、今回手を付けた所には全部、シーラーを塗りました。
シーラーを塗ったところがテカッているのが判ります。
このテカりの上に塗料を塗るので、色の吸い込みが防止され、艶が保たれるわけです。
同様に1階部分の瓦にもシーラーを塗布します。
この間に、最初に塗った2階部分のシーラーが乾いていきますので、そういった作業効率も考えながら進行します。
塗料はこれを使います。去年使った分の余りです。色は「銀黒5号」。
ヲイ、カズ邪魔するんじゃない(笑)。
容器にあけた状態。青味がかっていますが、乾くとガンメタっぽい色になります。
塗装開始です。
片方、塗った状態です。
ちょっと空模様が怪しくなってきました。作業ピッチを上げます!
なんとか終わりました。実際は2度塗りしています。
なんか・・・凄くデコボコですね(笑)。
次は1階部分の塗装を。
これでなんとか屋根瓦の修繕が完了しました。
屋根の上からの眺めはまたオツなものなのですが、未だ被災の爪跡があらこちらに・・・・・
瓦が落ちる被害が多かったですからねぇ・・・
下に降りてきたら、乳牛の柄をした犬が(笑)。カズ、昼寝中。