唐突ですが、嫁のMH21S ワゴンR FT-Sを買い替えする事になりました。
現在の走行距離は約112,000km、まだまだ乗れるとは思いますが、色んなところが劣化してきて結果的にこの車の買値と同じ位の金を修理やパーツ交換に注ぎ込んでいます。
タービンに至っては現在3基目です。つまり2回交換してます。
その他マフラー落ち、ビスカスカップリング交換、ウォーターポンプ交換、足回りのガタなどなど。
これを買った当時は、イザという時のためにターボ(モア・パワー)の4WD(安全性)にしたのですが、元々長野県の山奥から来たクルマ。
融雪剤によると思われるシャシーの錆が酷く、リアフェンダーも錆が浮いていて一度板金塗装をしています。
年式が古い、という事もありますが気候的に厳しいところで乗られていたクルマのコンディションは、一般的に良くありません。
それで最近色々と考えるところがあり、「多少高くても、新しい車を買った方が良い」との結論にいたり、また遠方に住む子供たちのところへ行く機会が増えたため、燃費の良いスズキの「マイルドハイブリッド車」に乗りたい、という気持ちが高まっていきました。
決心するに至るには数週間の葛藤があったのですが、まず私の住む地域はめったに雪が降らないので、車重のより軽い「FFで良い」という事と、モーターがエンジンを補助してくれるためターボも要らない、という結論に至りました。
ターボが要らないと思ったのは、モーターだけで5.1kgのトルクがあり、エンジンのトルク6.1kgを足すと9.2kgのトルクがある事になります。
ザックリ言うとこれは、660CCの軽自動車に920CCのエンジンが載っている事と同じになります。
これならターボは必要ない、と思いました。
で車種選びですが、基本的に我々はスズキ党で、またマイルドハイブリッドを搭載している軽4もスズキしか無い、という事で必然的に次の車もスズキ、という事になった訳なんですが、ボディは軽いに越した事はない、という事でハナからスライドドアは考えておらず、ワゴンR一択となりました。
が、現行のワゴンRは下から FS、FZ、スティングレイの3種のボディタイプがあり、当初はハイブリッドFZと考えていたのですが、装備の充実度や内装の高級感などで選ぶとスティングレイが良く、また所見ではブサイクに見えたあのブサイクなツラ(笑)も、段々とカッコよく見えてきて結局スティングレイとなった次第です。
いつもはカーセンサーやグーネットなどで車を選び、そのまま買うパターンだったのですが、今回は実車を見て買おう、という気持ちが強く、関東圏なら実際に足を運んで品定めする気でいました。
が、休日が少ない事と面倒くさい(笑)気持ちが先に立ってしまって、地元の車屋で選ぶ事にしました。
ただ、その店にスティングレイが置いてあった訳ではなく、県内の別地域の系列店に置いてあるという変則パターンで、これを地元の系列店に持ってきてもらうという作戦です。こういう場合、陸送費は無料になる事が多いのです。
商談の際、指名していたのは濃い紫色でした。
「本当は別の色も選べれば良いんだけど」という話になった時に、営業マンが「系列店にスティングレイが置いていないか調べてみます」との事で提案されたのがこれ ↓
「お?」と思いました。
実は、当初買おうとしていた色がこれだったからです。
我々夫婦の間では「カナブン」と呼んでいたボディカラーです。
そしてさりげないデザインの社外品のアルミホイールです。
一応、カナブンの写真もアゲておきます()
デザインは確か「牛」をイメージしたとかなんとか聞いたような気がしますが、なかなかのブサメンです。
いわゆる「オラオラ系」です()
リアです。スティングレイのみ、テールランプがクリアータイプになります。
テールランプを今までの横長タイプをやめてこのカタチにしたのは、初代ワゴンRへのオマージュの様です。
参考までに。初代ワゴンRのケツ。
内装は最上級グレードだけあって、各所のピアノブラックの加飾やワインレッドの差し色、細かいメッキなどが上級グレードらしさを出しています。
お勧めされたこのカナブンには、全方位モニターと7インチワイドナビが付いていた事が決め手となり、結局この車が置いてある埼玉から引っ張ってきてもらう事になりました。
走行は1.6万km、グレードはハイブリッドXです。
車検が切れており、納車は10月になりそうです。
下取りも、7万円近くで引き取ってもらえたので良かったです。値引きは総額で16万円。
最初は、「ホワイトパールが良いな」という気持ちもあったのですが、「色で冒険しよう」という気持ちと、「変わった色だと駐車場で見つけ易い」との理由でこの「ブレイブカーキパール」というボディカラーとなりました。(通称:カナブン)
納車されたら、これは長く大切に乗りたいと思います。