庭の工事も佳境に入ってきました。
昨日まで庭は砂利があるだけの状態でしたが、今日の工事では駐車スペースの仕切り線になるレンガが置かれ、グッと駐車場に近くなってきました。
駐車スペース自体が前後に長いので、小型乗用車1台+軽自動車は5台は停められそうです。
改めて我が家の庭は広かったのだと思いました。現在は最初から庭を作らず、その分家そのものを大きくする傾向ですが、40~50年前は「庭は季節を読み、野鳥を愛で、子を遊ばせる」文化が残っていましたからね。庭が広くて良かったです。
もっとも、この家は古くて資産価値は無いに等しく、この家の購入価格はほぼ土地だけの値段で家はオマケの様なものです。
塀と花壇を潰してみると改めて広い土地を買ったんだなぁ、と今更ながら思いますが、南側と東側は道路、しかも角地という好条件も重なったこの土地に今初めて手を入れてるんだ、という感慨もあります。(遠い目)
この、レンガ(風のコンクリートブロック)を駐車スペースの仕切りに使うのはかなり一般化している様で、近所の皆さんの駐車場の殆どはこれが使われている様です。
今回、この2色を使って良いという事だったので、ありきたりですが交互に並べてもらいました。
カーポート下のスペース(レヴォーグ専用駐車スペース)には割れ防止のスチールメッシュが既にセットされています。
このスペースだけ、他の3台分より少し幅広になっています。一家の床柱、いや大黒柱たる私の愛車の玉座です。
また、懸念していた新しい止水栓のパイプの出っ張りですが、生コンを流した時に地面とツライチになるよう、親方が加工して低くしておいてくれました。
昨日見た時は結構な高さで飛び出ていましたが、土曜日だけは職人さんと話が出来るので、諸々の事情の説明などが聞けて懸念や謎が一つ一つ氷解していきます。
カーポート奥には溜枡(ためます)があるのですが、「以前は雨が降るとカーポートにに水溜りが出来て困ってるんです」という話をしておいたので、その雨水はこのためますに流れていくように勾配を付けてもらっています。
ここも後は生コンを流すだけの状態になっており、止水栓のゲージが入っている古い鋳物の箱もそれに合わせて低く埋めています。
また、その隣の長男の部屋の前にあるコンクリートも綺麗に左官してもらっています。
通常、既にあるコンクリートの上にセメントを塗ると割れてしまうものなのですが、今はセメント同士の密着を促進する専用のケミカルがありますので、それを使っていると思われます。
壁にあちこちヒビが入っているのは、この辺一帯が日本一地震が多いからで、311以降の度重なる揺れで出来たものです。
このあたりの補修に限らず家周りのメンテナンスは、今年のGWにまとめて行おうと思っています。
花壇には「山砂(やまずな)を入れておきました」と言われたのですが、初めて聞くワードだったのでググって調べてみると、
・山砂とは、山間部で採取した砂で、土木工事やガーデニングなどで幅広く使用されています。
という事で、
- 人工芝の下地
- 土間打ちなどの左官
- 工事での埋め戻し
- 芝生の目砂
- 公園や幼稚園等の砂場
- サッカー場・野球場・ゴルフ場の芝用
- クッション性や排水性を必要とするグランドの砂
- 水道・下水道配管工事の保護材
等に使われる砂らしいです。川岸で取れる砂とは性質が違うという事です。勉強になりました。
壁の撤去に伴ってポストの投函口も無くなっている状態なのですが、郵便配達・宅配便の方などはこれがポストだと分かっている様で、郵便物などはしっかりここに入れられています。
このポストは私が暇潰しで作ったもので、その時の製作記事はこちら ↓ (※読んだらブラウザの「戻る」で戻ってください)
作ったのは栃木県小山市からの単身赴任から帰ってきて色々と病んでいた2014年の9月でしたね。(光陰矢の如しとは正にこの事)
このポストも数回の補修を受けながら約11年間、お疲れさまでした。
という訳で、今回はここまで。
親方の話だと、生コンを投入して5日間はそのままにしておいてくださいとの事だったので、ここに車を停められるのは未だ先です。
1日目に両脇に生コンを流し、二日目に真ん中2台分に流すと言っておりました。
今は真冬なので乾燥に時間がかかりますから仕方ないですね。
この日は夜から雪になりました。
では。
(了)