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辞書点訳、遂に「は行」へ

2020-10-21 16:00:47 | α

今春、「た行」辞書ページ2000ページを点訳していましたが

遂に「は行」2300ページに突入しました。

コロナの影響からか、皆、外出を控えて家で点訳頑張っているらしいです。

2000ページ点訳まで、50人がかりで5年くらいかかっています。

校正もそれぞれ人を変えて最低3校、4校までもしばしばです。

時には5校まで校正されます。

皆、自分で点訳して、人の校正も頼まれます。

辞書ですから、原本に忠実に忠実に。

わかりやすいように同じ発音の言葉は区別する必要があります。

「はい」は漢字違いで17もあります。

「はい」「肺」「俳」「灰」「這い」「杯」「牌」「胚」「配」「ハイ」~。

点字にすると全て同じですから、番号を付けて障がい者が区別できるようにします。

また、音声で辞書を引けるように、音声記号も付けます。

と、いうように、ただ移すように点訳するのではないのです。

早く障がい者の手元に辞書が渡るように、点訳頑張りたい日々です。

 

 

 


視覚障がい者誘導ブロック

2018-06-16 13:58:55 | α

狭い道路を車で通行していると
横の歩道を白杖を使って歩いている女性を見かけた。
行く手には誘導ブロック上に立ち止まってスマホをしている人がいた。
アッぶつかりそうと思ったら
案の定白杖の女性は行く手を阻まれて脇のフェンスに向き合う姿勢になった。
気になったがこちらは車で狭い一方通行の道だし後ろに車は来ているし車を止める状況にない。
20メートルくらいゆっくり車を走らせ大きい道に出る停止線で止まって、
バックミラーで様子を見ると
二人はその場で向き合っている。
点字ブロック上に立っていたスマホの人が
白杖の人が避ければいいだろうと話しているのがスマホの人の身振りでわかった。
手を腰の辺りでよける方向に回している。
視覚障碍者にはそれが見えないんだよ。

その様子から察するにスマホの人は自分が点字ブロックの上に立っていたのが迷惑になったとは少しも思っていないのだろう。
白杖を持っている人が視覚障害であることも知らないのか!

車を止める場所がないので立ち去るしかなかったが
その後どうなったのか気になる。
スマホの人が点字ブロック上で立ち止まらない いい機会になってくれればいいが。

まだまだ白杖とか点字ブロックとか知られていないんだなあと実感。

近所の盲導犬をつれている方はすっかり道に慣れたようで
しっかり歩道を歩いている姿を見かける。
よかった。

点字モード

2018-01-29 14:04:52 | α
刈取り収穫した水菜が苦かったので季節外れと思いながら12月にポット蒔きした水菜の本葉が出そろった。

水菜2ポット、ほうれん草1ポット。

ビニールトンネルで栽培しようと思っているが寒気団が降りてきて昨晩はマイナス7度とか。
まだ寒さは続くらしい。
このポット水菜は昼間はビニール1枚、寒い夜はビニール2枚重ねで守っているが
畑に植え替えたら傷んでしまうだろう。
どうしようか。
家でプランター栽培にして手厚い保護にしようか。

先週パソコンが壊れた。
ハードディスクの中身は吸い取れなかった。
油断してバックアップを取ってなかったので辞書2枚分の点訳がなくなってしまった。
自動点訳のシステムもなくなった…

心を立て直してひとつずつ再構築していく。

注文した自動点訳のソフトはまだ届かない。できる時にできることをやっておこう。
ダウンロード版の点字編集ソフトでコツコツと1字ずつ打って、辞書点訳分はやっと1枚再点訳できた。

というわけで頭が点訳モードになっていて
雪が降った畑も心配ではありますが見に行けていない。

雨の日は

2017-09-28 19:07:56 | α
辞書の点訳もようやく少し慣れてきて、自動点訳に挑戦してみました。

点訳仲間から自動点訳の手引きをもらっていたし、以前、試験的にネット上のテキストファイルで試していたことがあったのとで敷居は低かったのです。

自動点訳ソフトは無料のものをダウンロードして、Wordにセットしてあります。

原文をテキストファイルに変換してWordにコピペし、自動点訳ボタンをクリック。

するとなんと1、2秒で「点訳完成しました」と表示されます。

パソコンで打つと4時間近くかかるのが、わずか、1、2秒です。

漢字の読みとかの下調べ時間抜きの話です。

この自動点訳したものは校正が必要ですが、それにしても、早いし、記号類を除いたらわりと正確な点訳になっています。

なぜ今まで自動点訳を使わなかったかといえば、依頼の原本が印刷物でくるからです。

スキャナーで文字読み取りすればいいのですが、我が家のプリンターにその機能がなかった。

買い替えるほどではなかったしね。

今点訳している辞書はテキストファイルに変換できるので、家庭菜園の暇な冬は多めに点訳できるかなと思っています。

新しいことをするのは何かワクワク感があり、人生の薬味みたいなものです。

青唐辛子味噌を作りました

2017-09-06 17:42:29 | α
今年は唐辛子の生育が遅れていて、JAで青唐辛子を買って青唐辛子味噌を作りました。

青唐辛子の種を抜くために3等分くらいに切って、割りばしをクルクルと回して種を落としました。
味噌、酒、みりん、砂糖を混ぜて、


青唐辛子は素手だとえらいことになるのでゴム手袋をはめての作業です。
ミキサーで細かくして、ごま油で炒めます。
そこへ味噌他を混ぜたものを加え、を少し飛ばせば出来上がり。


懐かしい田舎の味です。

バターナッツのスープも作りました。
皮が固いので1、2分電子レンジでチンして半分に切ります。


皮をむいて火の通りやすい大きさに切ります。
ミキサーで牛乳少し入れてつぶします。
鍋でスープの素と牛乳で飲みやすく調整して煮立てば出来上がり。

雨の日は点訳

2017-08-15 19:30:27 | α
6月に始めた辞書の点訳は、たった原本2ページを2か月かけて点訳し終え、やっと自己校正に移りました。
墨字で2ページが点字にするとパソコン頁で36ページになりました。
普通の文書ならば1時間で10ページほど点訳できますから、辞書点訳の初心者とはいえずいぶん時間が掛かりました。
下調べで漢字の読みを調べることに多くの時間を割いたのですが、
一つの言葉が辞書によって違う読みになってたりするのですね。

これで自己校正して提出しても、校正は4校まであるそうです。
どんな思い違いをしているかもしれず、完成までドキドキものです。

先月、辞書をパソコンにインストールしてからだいぶ下調べ時間の短縮につながりました。
DVD版の辞書を買う前、電子辞書にするか迷いましたが、いずれ自動点訳に移行しようと思っているので都合のよいDVD版の購入に決めたのです。

日本語の特質上、自動点訳しても校正をかなりしっかりする必要があります。
それで自動点訳に反対する方もかなり多いのでが、いい面もより以上に多いと思っています。

より多くの点字版がより早く提供できる、ボランティアの働き時間軽減などなどですね。

全国ネットの「サピエ図書館」に点字版の図書を提供すると、日本のどこからでも障がい者がダウンロードして点訳本を読むことができます。

最近の本は図や表なども多く、点字には触図もあります。

ボランティアで作って下さった「エーデル」という触図ソフトがあります。

下の表は「エーデル」で作った表です。



以前は手書きで触図を作っていたのですが、これは器用な人でないときれいな線にするのが難しいので「エーデル」で触図ができるのは本当にありがたいと思います。

ちなみに上の表は点字版なので著作権の適用外です。
また、本来の表を視覚障がい者がわかりやすいように簡略化させたものです。