今春、「た行」辞書ページ2000ページを点訳していましたが
遂に「は行」2300ページに突入しました。
コロナの影響からか、皆、外出を控えて家で点訳頑張っているらしいです。
2000ページ点訳まで、50人がかりで5年くらいかかっています。
校正もそれぞれ人を変えて最低3校、4校までもしばしばです。
時には5校まで校正されます。
皆、自分で点訳して、人の校正も頼まれます。
辞書ですから、原本に忠実に忠実に。
わかりやすいように同じ発音の言葉は区別する必要があります。
「はい」は漢字違いで17もあります。
「はい」「肺」「俳」「灰」「這い」「杯」「牌」「胚」「配」「ハイ」~。
点字にすると全て同じですから、番号を付けて障がい者が区別できるようにします。
また、音声で辞書を引けるように、音声記号も付けます。
と、いうように、ただ移すように点訳するのではないのです。
早く障がい者の手元に辞書が渡るように、点訳頑張りたい日々です。