
8月4日(木)、午後7時45分。
事務所の冷房を切り、留守番電話を確認して明かりを消す。
鍵をかけて、忘れ物はないかと思い返して、事務所を後にする。
昼間の汗汗ばんだカラダか気になるが、仕方がない。
予約されているホテルまでは、事務所から徒歩で10分もかからない。
自宅までもそう遠くないというのに、ホテルに泊まるというのは、やはり何か後ろめたさがある。
ホテルに入り、クロークで名前を告げると、予約が確認される。
キーを受け取って、部屋へ。
オープンしたばかりの華やなロビーを抜けて、エレベーターへ。ホテルの従業員の目が、なんだか気になる。出張のときとはずいぶん違うものだと思う。
ホテルに入ると、部屋を見渡して施設や備品を確認する。
ああ・・やはり早くシャワーをあびたい。
テレビの音を気にしながら、バスルームにお湯を張る。蛇口からほとばしる湯が、ドドドド・・・と、思いがけず大きな音を立てる。一瞬あせる。
ちょっと気にしながら、服を脱ぐ・・・・・(きゃっ!
)。
突然、携帯電話が鳴った。
S代からだ。
一瞬緊張し、出ようかどうしようか・・・と迷う。でも、コール音にせかされて、あせって出る。
その時、まるで突然、何かに突き動かされて・・・私は声をひそめる。
私・・・「あっ、ごめん。今ホテルなの。また電話する。」
S子・・「えっ!何?ど、どこのホテル?」
私・・・「うっ・・・ん。ごめん。」
S子・・「あっ、わ、わかった。じゃ、また電話して。」
私のくぐもった声に、S子も何かを察したらしく、急速に狼狽し小声になる。
電話は、何か悪事の瞬間を目撃されでもしたような気まずさで、途切れる。
一瞬静けさ、部屋中が静止したような感じ。
次の瞬間、私はおなかを抱えて爆笑してしまった。
息も継げず、めったに使わない腹筋が、ピクピク引きつって、肺から空気が全部出尽くして、私は咳き込みながら、やっとの思いで酸素補給をする。
目からは涙が、花から鼻水が・・・・。
ああ、オカシ~イ
「今、ホテル。」嘘じゃない。
だって今日は、新規オープンしたホテルのモニター宿泊で泊まってるんだもん♪
「ごめん。」そう、だって今お風呂に入ろうと思って裸だし・・・アハハハ・・・。
でもあれは絶対、別の想像してる!あの狼狽振り!ああ、おかしい!
まるで情事に出くわしたみたいな、狼狽振り。
あの図々しいS子が、まぁ素直に「ごめん。」だって!^Z^z^・・・笑える!
ああ・・死ぬ・・・息が・・・できんぞ・・・・・殺シテクレーッ!
笑えて、笑えて、おなかがよじれるほど笑えて・・・・ああ、情事か・・・。
ときめき、ざわめき、やがて寂しき祭の後???
その夜、私はたった一人ぽっちで、「宮廷料理人チャングム」を見ながら眠りについたのでありました。
Sちゃんゴメン。
ほんの、気まぐれな思いつきでした。
でも、あなた・・・絶対想像たくましく、楽しめたでしょう?
ちょっと寂しくて、怖いけど・・・私は「潔白ダァー!!!!!」
ああーん、Sちゃーーーーーーん
事務所の冷房を切り、留守番電話を確認して明かりを消す。
鍵をかけて、忘れ物はないかと思い返して、事務所を後にする。
昼間の汗汗ばんだカラダか気になるが、仕方がない。
予約されているホテルまでは、事務所から徒歩で10分もかからない。
自宅までもそう遠くないというのに、ホテルに泊まるというのは、やはり何か後ろめたさがある。
ホテルに入り、クロークで名前を告げると、予約が確認される。
キーを受け取って、部屋へ。
オープンしたばかりの華やなロビーを抜けて、エレベーターへ。ホテルの従業員の目が、なんだか気になる。出張のときとはずいぶん違うものだと思う。
ホテルに入ると、部屋を見渡して施設や備品を確認する。
ああ・・やはり早くシャワーをあびたい。
テレビの音を気にしながら、バスルームにお湯を張る。蛇口からほとばしる湯が、ドドドド・・・と、思いがけず大きな音を立てる。一瞬あせる。
ちょっと気にしながら、服を脱ぐ・・・・・(きゃっ!

突然、携帯電話が鳴った。
S代からだ。
一瞬緊張し、出ようかどうしようか・・・と迷う。でも、コール音にせかされて、あせって出る。
その時、まるで突然、何かに突き動かされて・・・私は声をひそめる。
私・・・「あっ、ごめん。今ホテルなの。また電話する。」
S子・・「えっ!何?ど、どこのホテル?」
私・・・「うっ・・・ん。ごめん。」
S子・・「あっ、わ、わかった。じゃ、また電話して。」
私のくぐもった声に、S子も何かを察したらしく、急速に狼狽し小声になる。
電話は、何か悪事の瞬間を目撃されでもしたような気まずさで、途切れる。
一瞬静けさ、部屋中が静止したような感じ。
次の瞬間、私はおなかを抱えて爆笑してしまった。
息も継げず、めったに使わない腹筋が、ピクピク引きつって、肺から空気が全部出尽くして、私は咳き込みながら、やっとの思いで酸素補給をする。
目からは涙が、花から鼻水が・・・・。
ああ、オカシ~イ

「今、ホテル。」嘘じゃない。
だって今日は、新規オープンしたホテルのモニター宿泊で泊まってるんだもん♪
「ごめん。」そう、だって今お風呂に入ろうと思って裸だし・・・アハハハ・・・。
でもあれは絶対、別の想像してる!あの狼狽振り!ああ、おかしい!

まるで情事に出くわしたみたいな、狼狽振り。
あの図々しいS子が、まぁ素直に「ごめん。」だって!^Z^z^・・・笑える!
ああ・・死ぬ・・・息が・・・できんぞ・・・・・殺シテクレーッ!
笑えて、笑えて、おなかがよじれるほど笑えて・・・・ああ、情事か・・・。
ときめき、ざわめき、やがて寂しき祭の後???
その夜、私はたった一人ぽっちで、「宮廷料理人チャングム」を見ながら眠りについたのでありました。
Sちゃんゴメン。
ほんの、気まぐれな思いつきでした。
でも、あなた・・・絶対想像たくましく、楽しめたでしょう?
ちょっと寂しくて、怖いけど・・・私は「潔白ダァー!!!!!」

ああーん、Sちゃーーーーーーん
新聞広告みましたが、ネット(常時接続)に関するPRがなかったことが気になりました。免震構造よりもネット環境の方がビジネス客には重要だと思いますがどうでしょうか?もしかして、今時、常時ネット接続ないのでしょうか?
閑話休題
もうひとつの新規開業ホテルのベタなネーミングどう思いますか?
・・・って、まあそんな程度だわね。
第一、もしほんとに
電話なんか出ないよねぇ・・・
でも、マジであせりました。
おかげで、若返ったかも