昔、度々訪れたことのある迫間(はざま)不動尊へ久しぶりに行きました。最後に来たのは、今から35年くらい前だったと思います。
当時まだ健在だった両親と私の子供と一緒でした。
懐かしい記憶を辿りながら、駐車場から奥の院までゆっくり歩きます。
↓入り口の鳥居の手前に、野菜、菓子、陶器などの青空市がでていました。昔は無かったと記憶しています。
↓この長い階段を登った記憶が蘇ります。途中で母が息が切れて休憩したいと言ったことを思いだします。
↓階段を登り終えると小さな広場があります。
昔、ここで火渡り神事を見たことがありました。
ここは寺のようですが鳥居もあり、神仏習合の霊場です。
ここから更に登り、奥の院に進みます。
↓本尊はこの鳥居の奥の岩窟の中、奥の院に祀られています。
↓往きは、昔は無かったはずの高速を使いましたが、帰りは、昔通った道で帰ることに。
少し下にある日の出不動尊。ここも懐かしいところです。
この日の出不動尊の隣に、鯉料理の店があったはずですが見当たりません。両親と一緒に何度か食事をしたことがありました。
地元の人に尋ねると、だいぶ前に店を閉めたとのこと。
昔の懐かしい思い出の場所で、両親と一緒だった時と同じ体験をもう一度してみたかったのですが、時代が変わってしまいました。
風景が変わったから昔のことを忘れていくのか、記憶を風化するために風景が変わっていくのか。
そんなことを考えながら、僅かな記憶の残る山道を降りてきました。