身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

2007年4月14日の活動

2007年04月14日 20時26分10秒 | 1-2.活動 その後
 4月14日の土曜日、「春の自然観察」を行ないました。

 参加者はいつも参加してくれている、1組2名のご家族でした。
 菊名エコクラブの活動は、実はあまりPRしていません。これから、どんなふうにPRしていくかも、今後の課題です。

 さて、春も真っ盛りになり、色々な生きものたちが再び活発に動き出しています。
 その分、色々な生きものたちが見られるようになり、これからの活動もちょっと忙しくなりそうです。

 その中で今回は、春の自然観察をしながらタンポポマップをつくりました。
 タンポポには大きく分けてニホンタンポポとセイヨウタンポポがあります。ニホンタンポポは近年、生育地の消失によって減ってきていると言われています。
 そこで篠原園地では、どこにニホンタンポポが生えているのかを調べ、篠原園地の地図上にその位置を書き込んでいきました。

 ニホンタンポポは春にしか花を咲かせません。それ以外の季節だと見つけにくいですし、セイヨウタンポポと見分けができないのです。
 今度はセイヨウタンポポの生えている場所を調べて、ニホンタンポポマップと合わせて、「篠原園地タンポポマップ」を完成させたいと考えています。


 そのほか、今回の「春の自然観察」で見られたもの、わかったことは・・・?

●結局タンポポは、ニホンタンポポもセイヨウタンポポも、篠原園地にはそれほど生えていないことがわかりました。

●篠原園地では、スミレが4種類生育していることがわかりました。
 しかし、そのうち元々日本に生えている野生のものが2種、残りの2種はお花屋さんで売られていたものが野生化したものだと思います。(後でもっと詳しく調べます。)

●篠原園地では3種類の野生のキイチゴが生えていることを確かめることができました。

●篠原園地の中でも、限られた場所にしか生えていない植物もあることがわかりました。

●特に、篠原園地でも限られた株数しか生えていない植物もあることがわかりました。

●野外プールではオタマジャクシが泳いでいました。

●ビオトープ池は、ギンヤンマの大きな幼虫が何匹もいました。こんな小さな池でこれだけのギンヤンマの幼虫がいるのは、この池が良い状態の証拠だと思います。


 これら今回の「春の自然観察」でわかったことを元に、これらの生きものたちや自然が、これからも篠原園地に住みつづけていけるように、環境作り(維持・管理)をしていきたいと思います。

 写真は、野外プールの生きものたちの観察をしているところです。


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