さて 7月ももう終わりですが 今年も相変わらず暑いですな。
今回は「お墓」のお話をする予定でしたが
お盆はまだ先なので 今日はまぁ何と云うか 四方山話を
2年程前から暖めていた画題を この秋の版画展に間に合うよう
先月から原画を起こし始めて 2~3日前に完成させました。
これは2点出品の内の1点目。
今回はまた「かぐや姫」をテーマにしていますが
これまで誰も思いつかない様な視点で作り上げてみました。
いつも制作前に沸き上がる「わくわく感」は今まで以上の高揚感があって
仕上がりも充分満足いく出来でした。
すぐお見せできないのが残念ですが
版画展の頃(10月5日)にこのブログで観ていただこうと思ています。
以前にも何かの折に「制作時のわくわく感」を書いた事がありますが
私に取ってこの感覚が無ければ まず制作は不可能なのです。
ではこのワクワクは何なのか。
かつて誰も試みた事のない(であろう)構成・技法に一人陶酔してしまう
あるいは
想いもよらない切り口・発想の斬新さに一人ほくそ笑んでしまう
または
完成後の高評価を期待して一人興奮してしまう
まるで一人遊びをしている子供のようですが
でもこのわくわく感が私の創造のエネルギーとなっているのは確実です。
私自身のエネルギーになっているだけでなく
この感覚は形を変えて見ている人にも確実に伝わると信じて制作してきましたが
その確証となるような出来事が先月ありました。
取引画廊から突然
「過去の大判の作品画像を 出来るだけ沢山送って欲しい」との連絡
早速10~15年程前の大判(900×700mm前後)作品を取りまとめて送りました。
結果 7点が買い上げられました。(総額百万程)
アメリカはマイアミのコレクターの注文だそうです。
(決して例の詐欺師ではありませんよ こちら)
私の制作時の高揚感が このコレクターの方にも伝わったのだろうと 感激した次第です。
さてさて プチ自慢が少し過ぎたようです。
急遽 話題を変えます。
7月もそんなこんなで落ち着かない日々でしたが
そんな中 息子とその友人の篠笛LIVEに行ってきました。
外苑前南青山にある「月見る君を想う」という変な名前のライブハウスです。
(以前にも書きましたね)
こちら入り口
ライブの様子
クロスオーバーというのか ワールドミュージックとでも言うのか
和楽器と洋楽器・アジアン楽器が織りなす楽しいライブになっていました。
彼らもまたワクワクしながら新しい音作りに励んでいるようです。
いいですな!若い人が生き生きして活動しているのは。
で その帰り 相方と上野に立ち寄りました。
ガード下の焼きトン屋で一杯
南青山とはまったく違う雰囲気
小洒落たお店もいいですが 私はこういうざっかけない飲み屋 好きなんですね。
もちろん クーラーが効いて 気も利いた女将がいる小料理屋なんてぇのもいいですがね。
今流行の「昭和レトロ」を地で行くお店です。
(かの国の方は嫌がるかもしれんですな....)
少々早い暑気払いでした。
なんとまぁ 取り留めない話になってしまいました。
次回はもう少しまとまったお話にしたいとおもいます。
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