桃太郎と言えば 昔話の最高峰 何かに付け例えられる様に 誰でも良く知っているお話ですが
「親孝行と云えど 乱暴狼藉を働いて 鬼から財宝を略奪してくるのはけしからん!」と
福沢諭吉も憤慨しているように 結構突っ込みどころの多い話しではあります。
(昔話はどれも 現代的な突っ込みを入れたくなるものが多いですが)
ここでそもそも「鬼」って 何か?
多分 得体の知れない怖いものの総称 異形に対する違和感の表現 現実世界と相対する魔性の世界
恐怖の具現ではあるけれど その中に偉大な能力を秘めている存在
そんな物がイメージされているように思います。
話しが長くなりましたが 今回の私の桃太郎は
「我が身に潜む鬼的な感性と 猿・犬・雉に象徴されるいい子的な感性の葛藤」と 捉えてみる事でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/4f/5efc343aee4db702a85912b8c3cc3d01.jpg)
物語全体を
桃太郎自身の内的葛藤と捉えると 別な面の桃太郎が創れるのではないか という目論見です。
言うと簡単ですが それを画として創り出すのは..... 至難の業です.....
大変ではありますが 楽しみでもあります。
「桃太郎誕生」のつづきは もう少し先になりそうです。
最後に画集用にプロの撮った画像を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f7/7fcf58001af0c8dda16f2064d88ac5b7.jpg)
(そんなに変わりませんね... 箔があるので光加減が難しいようです)
次回はNORIKO先生のコラムです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/20/b963d9fdf63778a685596e118fd3dd1f.jpg)
4月11日の城山公園
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