-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0089 初めて見ました、珍しいシリーズ37の巻

2016年02月22日 | 日記
ちょっと前ですが、今年も春一番が吹いてしまいました。

普通ならば春一番は、ようやく春が来たという嬉しい便りですが、

私にとっては、冬の終わりを告げる哀しい出来事。



でも気を取り直して、今回は初めて出会ったアラジン#37のご紹介。



お客様からメンテナンスでお預かりしたアラジンなのですが、

最初に見た時は、なにこれ? っていう感じでした。



と言うのも、アラジンのシリーズ37はタンクの外側に、

色気の無い消化装置のプラスチックの箱が付いているものと

ばっかり思っていました。


そうそう、こんな箱です。





ところがお預かりしたアラジンは、こういうスタイルなんです。





プラスチックの箱が無い上に、チムニーの上部にレバーがついています。

アップはこの写真。




チムニーの中を覗くと、ありました、ありました。




シリーズ25や32と同じ機構の対震消化装置です。

レバーは消化装置をセットするためのものだったんです。



このアラジン、フレームに見慣れないプレートがついています。




どうも、当時の簗瀬の扱いでは無いようです。


個人が海外から持ってきたストーブなのかなぁ、なんて想いを巡らせてしまいました。


そんなこんなで、考え事をしながら分解して、何時ものように磨きました。


おかげさまでキレイな青い炎も確認できて、また一台、眠っていたストーブを

蘇らせることができました!




中野区のS様、とっても珍しいストーブですから、

永く使ってあげてください。



残念ながら、今年もストーブのシーズンはじきに終わってしまいますが、

ひと冬頑張ったストーブの、お疲れ様メンテナンスのご依頼が

あの方、この方から舞い込むことを愉しみにしているこの頃であります。



おまけ



かなり昔のピアという情報誌に、はみだしピア というコラム? がありました。


それを真似して、今回から、街で見かけた気になったモノの写真を

オマケで付けることにしました。



最初はこれ。






車庫なんだから、この前にクルマをとめるな!

って言いたかったんだと思います。


でも、あまりにもはしょり過ぎてしまったので、

車庫が悪者になってしまいました。


お後がよろしいようで。



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