2013年もあと少し、年の瀬が迫るなか、往年の名車 BRIDGESTONE RADAC(レイダック)を入手しました。今でもファンが多く、レストアされている方も沢山いらっしゃる有名車。入手したのはオールアルミの上位モデルではなく、前三角がアルミでフォークと後三角(チェーンステー、シートステー)がクロモリの普及モデル。
奥様が出掛けた後で荷物を受け取り、即分解して小箱に収めて痕跡を消してしまおうと目論んでいましたが、予想外に早い朝9時過ぎに到着。不幸にも受け取りは奥様という結果に。
なかなか良い状態の車体に見えます。ホワイト&シルバーを基調にブラック&レッドのBSカラー。
アルミのダウンチューブとRADACのロゴ。
チェーンステーとシートステーはクロモリ製。フロントフォークもクロモリで、乗り心地が良いと言われるハイブリッドレイダックの特徴です。
トップチューブ、シートチューブ、シートステーの結合部。
ステムはSAKAE CUSTOM 100mm、ハンドルはSAKAE CTって書いてあるけど、ステムと一緒でCUSTOMの略でしょうか。
クランクはSAKAE SXでPCD130、長さは170mm。チェーンリングは42-52T。歯の磨耗は少なくてまだまだ使えそうですが、私にはちょっと大きい。38-48T位で使いたい。
前後ディレイラーはSUNTOUR α-5000。写真で見るこの型のレイダックには大体コレが付いてます。ボスフリーはシマノ製の6速。
BB裏にある製造番号から1987年製の車体と推測されます。
クロモリフォーク。とても綺麗な状態です。
ヘッド周り。野暮ったい黒のヘッドパーツが微妙な感じですが、開けてみて使えそうならこのまま使います。ブレーキはDIA-COMPEのサイドプル。
型番はRD‐570。
測ってみたところ570はシートチューブのC-T値。トップチューブはC-C550mmでした。サイズ的にはピッタリです。
ペダルとサドルは跨る為に仮付けしただけの在庫品。チェーンリングの磨耗やフレームの状態から見るとそんなに乗られていない車体に見え、ナット類にも錆が出ておらず保管状態は良かったみたい。お値段から「それなり」の状態を予想していただけに嬉しい誤算。ただ、ホイールはチューブラー仕様でした。勝手な先入観でクリンチャーと思い込んでいたので、こちらについては残念。更に良く見ると後輪リムのバルブ近くに一箇所小さなクラックが入っていました。ホイールを別途調達となると高く付くのでどうしようか思案中ですが、せっかく手に入れた優良車両ですので既にレストアを始めています。
今日は2013年のラストラン。近所を軽く流して感触を確かめ、走り納めとしました。blogの更新も年内最後になります。個人的な備忘録ではありますが、ご覧頂いた方、お付き合いありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎え下さい。