試してみたかったグランボアのフランス型ランドナーバーが届きました。ステム長さやブラケットの位置を決めて、仕上げの作業に入っていきます。
今回はコットンテープを二重巻きにしてシェラックニスを塗ります。太く見え過ぎない様に、浮き上がるであろうラインが綺麗に見えるように、仕上がりをイメージしながら手間と時間をかけて巻きました。
前段で白とベージュの切れ端にニスを試し塗りしました。何度も塗ると色合いには大差ありませんが、明らかに異なるのは表面の質感。今回は白よりも粗めな感じに仕上りそうなベージュを表に使います。ブラケットバンドの所が太くなるので下地のテープはバンドを境に上下で切りました。最初は逆巻きで二巻き目のテープがクロスするように巻いていきます。セオリーも何もあってないようなものですが、最終的にはニスで固めてしまうので大丈夫だと思う。
仕舞い部分。ここも二巻き目のテープとヘンプ巻きで厚みが出るので、想定するフィニッシュラインよりも少し手前で巻き終えます。
巻き終わりました。一巻き目を上下に分けたのと、同じく一巻き目は始めと終わりで厚みが出ない様にしたのでスッキリ仕上がったと思う。
とても気を使ったのが二本のテープがクロスするライン。ニスを塗っていくと陰影がよりハッキリしてきますから、良い雰囲気に仕上がるんじゃないかと期待しています♪
ランドナーバーはバッグに干渉しないように下ハン部分が広がっていて、(恐らく)ハンドルを握り続けても体に負担がかからないよう肩が上がっているところに、乗っていて気付ました。
ランドナーからの景色は「眺める」んですよね。旅に連れて行きたくなる理由がその辺にあるのかな、と思いました。
なるほど、良い表現ですね^^
乗り手の状態でそういった物の見方は変わりますから覚えておきます。じつはとても大切な基本的なことだったりする気がします(笑)
ニス仕上げの方は、拘って仕上がりは良かったのですが、イメージする色合いと違ってしまってやり直そうと奮闘中です(笑)
またいずれ記事にしようと思います(゜-゜)