テープと一緒に写っているのは…
シェラックニスの材料、シェラックフレーク。新しいハンドルもニス仕上げを行いますが、今回はニス作りから始めてみることに。
用意したのはシェラックフレークの他に、ガラス製の容器とシェラックを溶かす無水エタノール。と、分量を測る秤。作ると表現するには気がひける程に簡単です。
オレンジシェラックとブロンズシェラックの二種類がありましたが、今回はオレンジシェラック。仕上がりイメージは濃い目の赤茶色。
とりあえず150㏄分を作ります。袋には1cut(100㏄分)12gと書いてありましたから、その1.5倍の18gを使用。濃さはあとで無水エタノールで調整可能です。※実際使っているうちに気化して濃くなっていくと感じ、筆洗いに使う無水エタノールを少しづつ足していくと丁度良かった。
シェラックフレークの販売サイトに、一般的に入手しやすい高純度のアルコールはドラッグストアなどで売られている無水エタノールと書かれていたので素直に従いました。
空き瓶は、家のゴミ袋に入っていた幾つかの中から海苔の佃煮が入っていた瓶。蓋にパッキン様の加工がしてあって、保存時に気化しずらいかなと。
綺麗に洗って乾かした空き瓶にシェラックフレーク18gを投入。
続いて無水エタノール150㏄を投入して割り箸で良く混ぜます。瓶の蓋が怪しいのでシェイクするような事はやめておきました。
何度か攪拌を繰り返し、1時間程すると完全に溶けてシェラックニスが出来上がりました。購入したのは脱脂済み(Non Wax)のタイプで、沈殿物もなくこのまま使えるそうです。前回の反省から毛の抜けなそうな筆(写真上)を買ってみましたが、ボリュームが足りず使い辛く、結局前回と同じ筆を使いました。ニス塗りの様子は、いずれまた。