古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

WH-RS81-c35の感想を少々

2014-07-07 07:54:35 | 完組ホイール

まず、RS81-c35という検索から読んで頂く方も多い様なので、見解には個人差がある事を前提にお読み頂ければ…。

SHIMANO シマノ RS81-c35はアルテグラグレードのハブにDURA-ACEと同等と言われる(この辺りの詳細は判りません)リム&スポークを組み合わせた35mmハイトのホイールです。RS81シリーズから加わったc35は新しいハブにオプトバルの21本組み、セミディープながら比較的軽量といった性能面に加え、丁寧な仕上げとコストパフォーマンスの高さも魅力。RS-81はc24,c35,c50でリム高さ以外で仕様が異なり、シリーズ中でc35の注目度が高いのはそういった事情も有るみたい。

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WH-RS81-c35絡みの記事は今回が最後で、感想を少々。

本当に少しだけですが、実際に使ってみて。本領発揮は30km以上の場面。どのレビューを見てもそう感じている方が多いし、私もそう感じました。逆に30km以下の場面では特徴が無いというか、むしろ重さを感じるホイールという印象。なので、25~30km位でのんびりロングライドがメインの私には使い辛いというか、良さが分りにくいホイールでした。35km前後での安定性は良くて、これは私でも感じる事が出来る。実はココがツボで、スピードに乗って良いと分かると常に早く走ることを意識してしまって、結果的に疲れる。

斜度1~2%前後の緩やかな下りが続く場面や、無風か追い風での平坦路であれば私でも35kmかそれ以上の速度での巡航は出来ますが、ロングライドに出掛けてもそんな場面はそうそう有りません。剛性は高く、7801-SLでたわむと感じた「力を加えてダンシングする場面」でも一切たわむ感じが無く、グイグイやると本当にグイグイ進む印象。これは私の求めていたイメージ通りでもあったのですが、私の乗り方とは違いました。もう少し脚力があったり、早く走ろうってモチベーションがある方には良いんだろうなぁと思う。

今回はあらためて7801-SLの乗り心地の良さが際立った形になって、7801-SLで柔らかいと感じた「強ダンシング場面」は実は殆どありませんし、裏を返せばそれだけ足に優しかったという事。サンデーライダーの私がたまの週末にロードバイクでダメージ無く150km走れるのは、フレームに加え実はホイールに助けられていた部分も大きいのではないかと再認識。

結局のところWH-RS81-c35は手放して、気持ちは本来予算オーバーだったWH-9000-c24-CLの購入へ向かっていますが、新しいホイールについてはひとまず保留。

DURA-ACE WH-9000-c24-CL

お金が無いっ!



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