シマノ製ボスフリー MF-Z012のメンテナンス(続き)です。分解洗浄は終えていますが、回転がイマイチ渋い。
メンテを終えたボスフリー本体。分解の段で紙より薄そうな極薄スペーサーを一枚破損してしまいました。回転が渋い原因はそこにあるかもしれませんが、フリー本体には多少の遊び(ガタ)も感じるし、回してみると締め付けがキツイというよりはグリスが硬い印象です。
レストアフリーク(雑誌)に載っていたエンジンオイルに浸す方法を試してみます。エンジンオイルは柔らかすぎない方が良いかなと勝手に判断して、10w-30という一般的な粘度のものをチョイス。鉱物油ではなくて化学合成油にしましたが、これは気持ちの問題(笑)
すぐに取り掛かれなかったので、結果的に丸三日はオイルに入れっぱなしでした。
オイルからボスフリーを取り出し、斜めに立てかけて内外のオイルをある程度流してから全体を拭きました。
回転ですが、何とか使えそうな位はスムーズになりました。ボスフリーは何度かメンテナンスしていて今までも内部にはグリスを使ってきましたが、ここまで硬く感じたのは初めて。極薄とは言えスペーサーを一枚抜いた事でボスフリーとしては玉押し調整がギリギリとなり、今までよりもグリスの抵抗を強く感じたのかな。