ランドナーに付いていたチェーンの洗浄&イノテック105初期処理。少し前に行った作業ですが、一応記事にしておきます。今日明日は連休ですが完全に雨予報。レストア三昧、更にはBlogの記事を整理して、不用品処分の進めたりとやりたい事は沢山ある。
チェーンは10速用のShimano ULTEGRA CN-6701。チェッカーでは伸び率0.25~0.50以内で、まだまだこれからのチェーン。
まずは灯油洗浄。具合の良いペットボトルが手に入りました。いつもは普通の500mlペットボトルを使ってましたが、今回のは口が広いタイプでチェーンの出し入れが圧倒的に楽。これはイイ(^^♪
灯油を投入してシェイク。浸透してくるとドンドン綺麗になっていきます。
続いて中性洗剤でシェイク。
台所用(油汚れ用)のマジックリン。強力な「アルカリ性洗剤」ですが、これはシェイクではなく直接ブラッシング。レストア工程での金属洗浄には「酸性」も「アルカリ性」も使いますが、酸性(錆落とし等)の際には重曹(アルカリ性)で中和→中性洗剤で洗浄。効果はわかりませんが、アルカリ洗剤を使うのなら最後は中性洗剤で洗浄って手順を踏む様にしてみました。特にイノテック105の初期処理を行うには、(経験から)そのマニュアルにあるとおり中性洗剤で洗ってから施工する方が効果が高いように感じマス。
あらかたの汚れや油分は除去出来た、かな。
キッチンペーパーで水気を取って…。って何だか料理の下ごしらえをしているみたい(゜-゜)
水気を拭き取ったら、更にドライヤーで加熱して内部の水分も完全に乾かします。
ここでイノテック105を投入。基本的にフッ素系のOILなので、温めた状態の方が乗りが良いんじゃないかって「思い込み」作業。
今回は組み付けるまでにまだまだ時間の余裕がありますから、マニュアル通りに自然乾燥。
ついでに着古したボロでウエスなどを作りつつ…
合わせるスプロケットの方も脱脂洗浄&イノテック105処理を実施。
新品でも中古でも、この作業をするのは最初の一度きり。あとは自転車に付けたままでのイノテック105洗浄と、下回り全般の汚れがヒドくなったら普通に洗車して綺麗に保つようにしています。
私は基本的に使い回していて、放っておいて分離した上澄みを別の容器に移して再利用。レストアや整備の過程で大量の紙類(ティッシュやら紙ウエスやら)を使っていますが、一部はその灯油処分用にとってあって、底の方に沈殿したヘドロ状のものを紙で拭き取って生ゴミなんかと一緒に捨てています。
チェーンは皆さん結構拘りがある部分ですよね。ただ、何をやってもやっぱり汚れますからねェ…^^;
一度フィルターペーパーで濾して石油ストーブで混焼して処理しようかと企みましたが、フィルターペーパーでは濾過できず、廃油処理の箱にこっそりと混ぜてエンジンオイルとともに処理しました。
摺動部にのみ微量のオイルを注してますが、それでもスラッジが溜まるのは不思議です。