私的には、
最近では珍しく、今時ホイールのメンテナンス。フルクラムレーシングゼロ、コンペティオーネC17。そのフロント。
カンパですが同じタイプ(構造)のハブを使ったことがあるから、記憶を遡りながら…メンテナンス。
玉当たり調整用のナットを少し緩めて、シャフトの両側に5mmのアーレンキーを差し込んで緩めます。ここは正ネジ。
玉当たり調整側のエンドナットが外れました。ここ、たまたまこちら側が外れましたが、あとで調べたら逆側が外れてしまう事も有るみたいで本当は少し工夫が必要だったみたい(^_^;
緩めておいた玉当たり調整用のナットを取り外します。
続いて、シャフトハブ胴の隙間にキッチリ嵌まっているスリープを引き抜きます。
割の入ったアルミ製のスリープが抜けました。
次に、コーン(玉押し)を引き抜きます。
これでシャフトが抜けます。理屈では左右どちらでも関係ありませんが、同じ向きで組みたいので赤一本スポーク側から入れると覚えておく。
シールは指を入れて内側のベアリングをリテーナーごと引き上げるとスンナリ外れました。
外して洗浄した部品。シャフトの、画面左側は固着しても良いのでいじらず、逆にバラした調整側はグリスを使って組みます。
このハブはCULTなので本来グリスじゃなくてOILを使いますが、私はそこまでシビアな回転を求めないので極少量のグリスを塗って、少し緩める程度にOILを使って組み付けました。完全に自己流です。
外したい方のロックナットには固着防止にグリスをしっかり使いました。CULTハブの回転は、OILだけだとシュルーって回る感じでしたが、今回はグリスを使ったことでヌメっと感が出た。それでも、私的には十分なので満足です。