前回に続きアドベースとアドカラーによるサドルの補修。
このサドルは擦り傷程度ではなくてしっかり破れています。
逆側も少し。
ダメージの大きい方は一旦接着剤をしっかり塗りこんで、テープで固定して一晩置きました。
大きな破れは塞がりましたので、ここから表面の補修を開始。
まずは邪魔になりそうな表面の薄皮を除去。
そこにアドベースを塗りこみます。はみ出た分は乾燥前なら綺麗に拭き取れるので、中や隙間にしっかり行き渡るようグイグイ押し込んで馴染ませてから綺麗に整えます。
アドベースが乾いたらアドカラーで色付け。
仕上がりがボコボコしたので、アドカラー乾燥後に400番のサンドペーパーで表面を整えます。しかし油断して下地のベースを少々剥がしてしまいました。剥げた部分はアドカラーを多めに盛ってリカバリー。
仕上がりました。拘るとキリがない作業ですが、アドカラーを塗っては削ってを繰り返すとかなり綺麗に曲面を再生できます。
逆側。
流石に2回目なので勝手がわかってきて、一個目より上手くいった気がします。これくらい綺麗に仕上がれば十分です(゜-゜)
この商品は知りませんでしたが、サイクリングシューズのちょっとした補修など色々と用途は他にもありそうで、一つ用意して置くのもいいかもです。
何より安価なのが嬉しいですよね〜(^。^)
勿論、本来靴補修用の商品ですから靴系は大歓迎と思います。サドルでも座面などの直接負荷のかかるところは微妙かもしれませんが、リカバリーが効きますし使い易いので色々なところで出番があるかもしれません。私は黒しか試していませんが、赤、青、黄、茶など14色程あって調色出来るようなので、大概の色合いは再現出来そうです。