春先から悩んでいたロード用のホイール。第一候補だったWH-RS81-C35を早々に手放して行き着いた先はWH-9000-C24-CL。
全体の質感はRS81-C35と同じ。見た目は塗り分けとプリントが施されたオプトバルのスポークや、リムハイト35mmでカーボンラミネート範囲が広いRS81-C35の方が良いかな。それでもDURA-ACEの文字にはRS81には無いオーラがある。
写真(上)はWH-RS81-C35。
DURA-ACE WH-9000-C35-CLが欲しいなぁ、宝くじ当たらないかなぁ(笑)
フロントハブ。胴部分の質感自体はRS81と何ら変わりませんが、DURA-ACEのプリントで辛うじてテンションキープ。両サイドのフランジの抜き方や仕上げは随分異なり、明らかに違います。ハブ玉押しのデジタルラチェット方式も構造が違うみたい。
リアハブ。こちらも胴部分は至ってシンプル。違うのは当然ながら回転性能。抵抗無く本当に良く回ります。
10/11s用チタンフリーボディー。78系DURAで組んでいるウチのロードにはホイール付属の10s用スペーサーと、更にCS-7800に付属のスペーサーも併用します。
カーボンラミネートの補強部分。スポークの付け根が補強されています。
アルミリムの厚みを極力薄くする事で軽くし、薄くする事で失われる強度はカーボンラミネートで補うという造りで、基本的にはアルミホイールです。バルブ穴付近を良く見ると、貼られているカーボンの厚みが確認出来る。
フロント。
リア。
家庭用秤での実測。フロントは580gと読みました。カタログ値(平均重量)は578gなので、プラス2g。
後輪は800gと読みました。カタログ値(平均重量)は809gなので、マイナス9g。前後で1380gという結果になりました。カタログ値は1387gなので殆ど誤差が有りませんが、カタログ値は一般的にリムテープ(前後で30g位?)を含まない重量だと思うので少々測り間違えたのかもしれません。
付属品一式。前後クイック、ニップルレンチ×2、10速用スペーサー、説明書等々。元々使っているWH-7801-SLのクイックに自主回収がかかっていて、代替品としてシマノから送られてきたのは現行9000番のクイック。そんな訳で9000番のクイックは7801-SLでも使っていて、付属の新しい方は当面出番なし。
クイックはエアロ形状の凝った造りで、その他シマノ製と大きく差別化されています。
WH-9000-C24-CL 主な仕様は以下の通り。
リムタイプ:クリンチャー/アルミ・カーボンラミネート
リムサイズ:622-15C(700c)、幅20.8mm、高さ:フロント 21mm、リア 23mm
スポーク数:フロント 16本、リア 20本
スポーク形状:エアロタイプ、2.0-1.8-2.0
推奨タイヤ幅:23~28mm
平均重量:フロント 578g、リア 809g、合計 1,387g
フリハブボディー材質:チタン
ハブ軸材質:アルミ
対応カセットスプロケット:10/11 スピード(10スピード用スペーサー付属)
メーカー希望小売価格(税抜):フロント 55,346円、リア 64,729円
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