ブレーキ再生作業を行いました。例によって一度バラバラにして、一つずつ磨いて組み直していきます。
このキャリパーブレーキは軸をフレームに貫通させて六角ナットで取り付けるタイプ。このタイプのブレーキを最近のモノに変えるには沈頭ナットがネックになり、フレーム側の取り付け穴の径を広げてあげる必要があるみたい。フロントは厚みがあるので大丈夫そうとして、リアのシートステーブリッジは強度的に考えてしまいます。
DIA-COMPE N500のクイック付き。当時の普及グレードですが、表面研磨等の仕上げの差が主だったみたいなので綺麗に磨けば見た目は追い付くし、性能的にも当時の上位とそんなには違わないんじゃないかと。
シンプルな構造ですが、部品点数は意外と多いです。細かい部品の位置や順番が分からなくなりそうなので、確認しながら行える様に前後別々で作業していきます。
樹脂製のワッシャーは前後で厚みが異なってます。組み付けで怪しくなりそうなところは写真を撮って画像として残しておくと安心です。
1個目が終了。奥が磨く前のモノ。
2個目も終了。
スチールに鍍金のクイックなんかはボルト同様に錆が出易い場所ですが、良い感じで綺麗になりました。
今回はナットの頭もしっかり磨いてみました。意外と目立つ場所だったりします。
フロント(仮付け)
リア(仮付け)
せっかく磨いたので仮付けてして眺めてみましたが、組み立ては当分先なので出番までしまっておきます。