古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

ヘッドパーツの分解/備忘録

2013-04-09 18:13:09 | メンテナンス

ヘッドパーツの分解/備忘録

既に手元に無いフレームですが、備忘録。1980年代の鉄フレームで、カンパのヘッドパーツでした。

まずは下側のヘッドナットをヘッドスパナで保持します。ここは32mm。

下側をヘッドスパナで保持しつつ、上側をヘッドスパナ、もしくはモンキーレンチで回します。正ネジです。

一番上のナットが外れると、凸のあるアルミ製ワッシャーが出てきます。国産のフレームはコラムに対してしっかり縦溝が掘ってありますが、外国産はコラムを薄く広く削ってこのワッシャ—が収まるようになっているみたい。気になって調べてみましたが、やはり概ね正解で、この辺が日本人の細かさといったところでしょうか。

凸のあるワッシャーを外しました。

ヘッド上側の玉受け部分を外すと、ボールレースとボールが出てきます。

しっかり整備されていたみたいで、充分にグリスアップされていました。一応洗浄し、再度グリスアップします。

ボールレースを外しました。玉押し部分も綺麗に見えます。

フレームからフォークを抜きました。コラムには何やらマジックで書かれていますが、英語ですので全く分かりません(笑)

フォーク側の玉押し。

この後、古いグリスを除去・洗浄し、新しいグリスを充填しながら組み付けていきます。

 ヘッドパーツの組み付け/備忘録 へ続きます。



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