ヘッドパーツの分解/備忘録
既に手元に無いフレームですが、備忘録。1980年代の鉄フレームで、カンパのヘッドパーツでした。
まずは下側のヘッドナットをヘッドスパナで保持します。ここは32mm。
下側をヘッドスパナで保持しつつ、上側をヘッドスパナ、もしくはモンキーレンチで回します。正ネジです。
一番上のナットが外れると、凸のあるアルミ製ワッシャーが出てきます。国産のフレームはコラムに対してしっかり縦溝が掘ってありますが、外国産はコラムを薄く広く削ってこのワッシャ—が収まるようになっているみたい。気になって調べてみましたが、やはり概ね正解で、この辺が日本人の細かさといったところでしょうか。
凸のあるワッシャーを外しました。
ヘッド上側の玉受け部分を外すと、ボールレースとボールが出てきます。
しっかり整備されていたみたいで、充分にグリスアップされていました。一応洗浄し、再度グリスアップします。
ボールレースを外しました。玉押し部分も綺麗に見えます。
フレームからフォークを抜きました。コラムには何やらマジックで書かれていますが、英語ですので全く分かりません(笑)
フォーク側の玉押し。
この後、古いグリスを除去・洗浄し、新しいグリスを充填しながら組み付けていきます。
ヘッドパーツの組み付け/備忘録 へ続きます。