生きる喜びを探す行動

①人生慌てるとロクなことがない
②遊ぶこと、楽しいことなら何でもやる。

一流の値段

2015年11月14日 13時56分20秒 | スポーツ
マリナーズからフリーエージェント(FA)となっている岩隈久志投手(34)が、マリナーズから提示されていた1年1580万ドル(約19億4千万円)のクオリファイング・オファー(QO)を拒否した、と13日(日本時間14日)、複数の米メディアが伝えた

岩隈久志といえば、今年の8月にノーヒットノーランをやってのけた
今日のBS1でその時の1球1球を振り返り、投球術を披露していた

話を戻して
年棒1580万ドルっていう数字は、何処から算定されるのであろう
アメリカの入場料(観戦料)は幾らかを調べてみると
ヤンキースタジアムの外野ポール際から10列ぐらいあたりは、Advance Ticket Priceで$80-$175(換算120円=9600~21000円)、中2階テラス席で$110となっている。ファールボールが飛んでくる内野の席が$1000と提示されているなら、それは一般向けではなく、シーズンチケット、あるいは企業や団体向けに売られるパーシャルシーズンチケットの空き席分をMLB機構が買い上げ、それにマージンを付けて転売しているからそういう値段になるらしい

外野席前列が日本プロ野球場と比べて割高になっているのは、日本プロ野球→ホームベースからどれだけ近いか、遠いかでチケット価格に差をつけるが、MLBは内外野関係なく、グラウンドからどれだけ近いかでチケット価格に差をつけるという
最も安い席(Bleachers $15~$23)も一定数の座席を確保しているが、一般的に家族4人で、まあまあの席のチケットを購入し、駐車場代を払い、食事とビールを楽しみ、スベニア(おみやげ)を買って総額$400~$500位かかる
ヤンキースのチケット平均価格は2014年シーズンではMLB全30球団中2位で$51.5=6180円。ちなみに1位はレッドソックスで$52.3
平均が$50を越えているのはこの2球団だけで、最低値は約$25=3000円
MLBでは、開催試合のチケット収入に対してホームチームが70%、ビジターが30%を受け取る仕組みになっていて試合数は162試合。観客数はさて?

人の懐を計算してもどうしようもないし、羨ましがっても何の得にもならない
一つだけいうなら、学問であれ、スポーツであれ、一流は凡人には想像がつかない所得がある
よって、ロシアのドーピング問題もこんなことで、盛んに行われているのであろう
私は今日も10億円を夢見て、くじ購入に日参する