断面図です。
模型の内部写真もそうですけど、『変な梁』があります。
実は『竹の梁』なんです。
ペルーに竹林があるのかどうか良く判らないのですが、梁も床版(しょうばん)も、コンペ
の原案では、竹があちこちに使われる構造だったのです。(「鉄筋」ならぬ『竹筋コンク
リート』だったような記憶もあるのですが、、、。)
でも、さすがに実施の段階では、『竹篭型枠による竹筋コンクリート梁』とか『竹筋に
よるコンクリート床版』は実現しませんでした。(そりゃ、そうですよね、、、。)
実現した、クリストファー・アレグザンダーさんのグループ Christopher Alexander et
al. 案の住戸の内部写真です。
『竹の梁』なんてどこにもありません。階段は昨今の日本の輸入住宅の既製の木製階段
みたいな階段に変更されてしまっていますし、『お洒落なクノッソス宮殿(Κνωσός)
みたいな集合住宅』の面影は、もう、どこを探してもありません、、、。 (なんだか、
『残酷ショー』を見せられているみたいな感じです、、、。)
PREVI (Proyecto Experimental de Vivienda) その5 につづく