北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その1

2021-12-13 21:17:27 | 日記

高校3年の現役とき、受験したのは1校・1学科だけ。(その当時は『記念受験』なる言葉はなかった。)

1次(学科、たしか2日間)2次(実技、2日間)面接 とあり、あえなく学科で不合格、即浪人、、、。

予備校の午前部も落ちて、月~土は昼からの昼間部、日曜日は、某〇〇ゼミナールの建築コースで実技。

その不合格になった学科の試験会場は、志望した建築科のある〇〇学部ではなく、道を隔てた△△学部の

正門を入ってすぐのテニスコートの奥の、まるで小さな礼拝堂のような建物(1室のみ)だった、、、。

着席してみると、僕の目の前の席の受験生は、若い修道女だった、、、。着ていたのは、全身が黒の修道服

ではなく薄いベージュの修道服らしき格好、、、もしかしたら見習いの修道女だったのかも知れない、、、。




これは『尼僧物語』のオードリー・ヘップバーン






試験に集中すれば良いのだが、それでも、やっぱり、いろいろと考えてしまう、、、。(もしかしたら、この

人は18才か19才で、今は日本のどこかの女子修道院で、入ったばかりの見習いの修道女なんだけど、向学心も

あり、将来、修道院建築の設計で神様のお役に立ちたいと、一念発起したのかも知れない、、、なんて立派

なんだろう、、、。)でも次の年、合格して入学してみたら、学年1つ上の2年生に、女子は2人いたけど、

修道服なんて着ていない。(1人は建築家の大高正人さんのお嬢さん、もう1人は東工大教授のお嬢さん。)

これからも、建築を勉強したい修道女の方は、是非、建築科なり建築学科を受験されると良いと思います。

でも試験会場には、出来れば、修道院院長の許可をもらって、平服で受験されては如何でしょうか、、、?

(一旦、神様に仕える身になった以上、世俗の世界に平服で出て行くのは、規則でダメなのかな ? でも、入学

した後なら 修道服 でも良いと思うのですが、、、秋葉原でアルバイトしたり買い物をするのはよしましょう。)





さて、表題の Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )は、男性の修道士です。






剣 ? 錫杖 ? を持っている人です。






この島で生まれたらしい






北イタリアの オルタ湖 (it:Lago d'Orta) という湖の中島(サンジュリオ島  )






          Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その2につづく





追記  手に持っているのは、剣 でもなければ 錫杖でもなくて、バクルス(ラテン語: baculus)

    という司祭などの偉い人の持つ 『杖』なのかも知れません。Guglielmo da Volpiano

   ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )さんは、最後は修道院の院長になるくらい偉い人だった

    ようなんです、、、。



コメント
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