北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その2

2021-12-14 14:32:14 | 日記


Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )の Guglielmo da Volpiano は

イタリア語では グリエルモ・ダ・ ヴォルピアーノ と読むみたいで、英語表記だと William

of Volpiano なんでしょうか ? Volpiano は、北イタリアのトリノの近くの地名らしくて、、、






トリノ市の北北東10kmほどに ヴォルピアーノ Volpiano とあります。( 地図の右上 )

トリノは FIAT フィアット の街ですから、近接するヴォルピアーノは、現在では自動車

関連の金属加工などの産業も盛んな地域のようです。



Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )さんは、962年に、前述の

Isola di San Giulio ( イーソラ・サン・ジュリオ)で生まれて、1032年にフランスの

ノルマンディーの Fécamp(フェカン)という町(フランスのルノー系列のスポーツカー

メーカー『アルピーヌ』の本拠地 Dieppe ディエップ の近く)で亡くなったようです。



修道士でしたが、Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )さんは、

トリノ市の 西 20kmくらいの、スーザ渓谷という渓谷の入り口の南側の絶壁の上に建って

いる サクラ・ディ・サン・ミケーレ( Sacra di San Michele )修道院 という、修道院の

建物を設計した建築家( ? )だったようなんです、、、。




この地図の左端の赤い印が サクラ・ディ・サン・ミケーレ( Sacra di San Michele )修道院





右上の ヴォルピアーノ Volpiano が、Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )

さんが、当時の住んでいた在所 ? 30kmくらい離れていたんでしょうか、、、?



Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム )さんは、 建築家と言うよりも、

増改築工事の『発願(ほつがん)』から、その資金集めの『勧進(かんじん)』、同じく

増改築工事の敷地の選定、地盤の確認、建築の設計、構造計画の検討、資材および材料の

調達、労働力の確保、賃金の支払いからスタッフの教育・育成、施工計画の立案から安全性

の確保、、、などなど、全て 、、、??? (『増改築』としたのは、すでに以前からの何ら

かの建物なり、放棄された廃墟なり、遺跡などがあっただろうと考えられるからです。 )





その サクラ・ディ・サン・ミケーレ( Sacra di San Michele )修道院







ドローン4K映像








          Guglielmo da Volpiano ( ヴォルピアーノの聖ウィリアム ) その3につづく



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